2024年10月5日(土)
今朝は、登校する長男より先に家を出て大学院へ。毎回課題が課される授業のため、電車の中でiPhoneを使ってChat GPTに質問して当たりをつけて(ヒントを得て)、Google scholarと省庁サイトで裏をとり、下書きをしてiCloudに保存。乗換駅のスタバでモーニングを入手し、早めに到着した教室にてモグモグしながら清書して、授業開始前にTeamsにて提出完了。なんというかイマドキの学生っぽいわ〜。
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授業のなかで予防医学・介護予防は保険給付にすべきか否かの簡易ディベートが行なわれた。予防には、一次予防(健康な人を対象とする健康づくり、啓発等)、二次予防(ハイリスク要因者を対象とする病気の早期発見、早期治療)、三次予防(病気の治療や重度化予防)という3段階に整理され、医学の領域では予防=一次予防である。介護の領域だと、いわゆる介護予防(総合事業)は、二次予防と三次予防の中間、フレイル(虚弱高齢者)予防は二次予防の一次予防寄り、という位置付けになる。と、理解した段階で、医療も歯科も介護も二次予防までは保険給付の対象(保険リスク)で、一次予防は公費(税金)の対象なのだ!と明確に腑に落ちた。すごいな、保険対象と公費対象の区分は、医療も歯科も介護も一貫している。
同じ「予防」なのになぜ介護予防(総合事業)は保険給付で、一般高齢者向けの「介護予防教室」等は地域包括支援センターの委託事業なのか、ずーっと疑問に思っていたのだけど、そういうことか!と遅まきながら理解できた。
なお、こういう理解で相違ないでしょうか、と確認したところ、医学博士の先生は介護予防は一次予防が保険給付対象だと思っていたようで、要介護認定で要支援認定を受けた高齢者のみである旨をお伝えしたところ、それならば医学でいう二次予防だと先生の側も納得されていた。社会人院生はみんなそれぞれにバックグラウンドを持っているので、お話を聞くのがとても有意義で刺激を受けるし、先生方も双方向でのやり取りが楽しそうである。
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大学院終了後、異国料理のランチ会。今日はエジプト料理。美味しいお料理をたくさん食べて、たくさん話して、笑って、楽しいひとときだった。帰路は各駅停車で座れたので、終点(乗換駅)まで爆睡。
最寄駅前で、家族全員今週もお疲れ様!のケーキを購入して帰宅。夕食後、子どもたちに声をかけて、分担して一斉に共用部の掃除。あっという間に終わったので、とてもありがたい。