"テルマエ・ロマエ"

手に取ったら絶対に面白いに決まっているのはわかっていたので自粛していたのだけど、数日前に書店に寄ったときにたまたま1巻のビニールがかかってなく、ついに誘惑に負けて手にとってしまった。思わず店頭で声を出して笑いそうになって、そのまま購入。だから自粛してたのになぁ。

ヤマザキマリさんの作品は"モーレツ!イタリア家族""世界の果てでも漫画描き"などのエッセイもの？や"ルミとマヤとその周辺""PIL"などの作品を雑誌連載で読んでいて、一味変わった漫画を描く方だなぁとは思っていたのだけど、ローマ人の風呂設計技師が風呂限定で日本にタイムスリップするという設定はものすごい。読んでいると風呂に関する知識が増えていく。自宅で読んでいて、爆笑につぐ爆笑だった。次に書店に寄ったら、二巻も購入してこようっと。

モノを増やさないようにと、書籍の購入を自粛していたのだけど、先日のPeter F. Hamilton"マインドスター・ライジング"上巻(創元SF文庫,2004）を読んだことと今回の"テルマエ・ロマエ"を読んで、やはり小説や漫画を読むのは一番手軽で最高の気分転換だなぁとしみじみ思った。図書館にも自由にいかれないし、自分の現状ではそこまで我慢しなくてもよいのではと、思い直した。再読しない本は箱に詰めていっぱいになったら売ることにして、書籍の購入を再開することを決めた。えへへ。

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)