ポコンたんと七五三

今日はポコンたんの七五三のお祝い。5月に最初に話をしたときから待ちに待っていた"本番"。

美容と着付けのため写真の予約の二時間前に本人を連れて行かなくてはならないので、ポコンたんにモルモルと私が付き添って女性三代で先発隊。何せ八人分の朝食を用意した後で、自分の着ていくつもりの服を着たらブカブカだったり、朝からバタバタだったけど、結果的にはちょうどよい時間に到着できた。デパートのオープンを並んで待つという人生初の体験をする。

美容室でポコンたんを美容師さんに託すと、後は基本的におまかせ。待望の人生初のお化粧と髪巻き巻きをしてもらったポコンたんは超ご機嫌。目はキラキラ。着付けまで完了したら、初めてのぞうりでしゃなりしゃなりとおしとやか〜に歩く五歳児。普段とはまるで別人のよう。

ちょうど写真室で受付をしているときに、後発の相方氏とサニスケ、モルファル、相方氏のご両親が到着。サニスケは初めてみる着物姿のおねーちゃんを見て、目を真ん丸くしていたらしい。

前に撮影していた三歳の女の子は美容室でも着付けでも大荒れだったので、三歳のお祝いは飛ばして正解だったなぁと内心。ポコンたんは自分で希望して今日を迎えているので、全くトラブルことなく撮影も終了。両家両親に私たち一家の八人で写真撮影できる機会などめったにないので、本当によい記念になったと思う。出来上がりが楽しみ。

その後、軽く昼食をとり、近くの神社まで。なにせ神様が降り立った地からいらしたご両親に武蔵野の国の守り神をご案内という感じ。七五三の参拝客は専用の待合室が設けられるほど大勢きていて、予想通り全員まとめての祈祷を受ける。

ポコンたんはもっと長く着ていたかったと言っていたけど、夜に着物を返しにくるのは手間なので、参拝後に着物を脱いで返却し、髪の毛も簡単にほどいてもらう。

その後一度帰宅し、自分も服を着替えて、夕食の会食へ。サニスケがいるため個室のお座敷を予約したので、ゆっくり落ち着いて過ごすことができた。私も二日続けて美味しい食事をゆっくりたっぷりいただくことができて、幸せ。

食事がちょうど一段落した頃、遊んでいたサニスケが突然床から立ち上がり、猛烈に得意そうな満面の笑みをこちらに向けて自分で拍手!!これまでつかまり立ちから手を離すことはあったのだけど、こんな風に床から"よっこらせっ"と立ち上がることは初めて。ちょうど義両親にも見ていただけてよかった。

みんなに褒められたのが嬉しかったのか、何度も何度も何十回も繰り返して練習にいそしむサニスケ。廊下に控えていた担当の店員のおねーさんにもアピールして、褒めてもらっていた。

ポコンたんの成長を祝う日に、サニスケも成長のステップを披露してくれたので、すばらしい記念日になった。文字通り、めでたしめでたし。