ポコンたんと卒業研究

今日の午後にムスメの卒業研究発表会があった。6年生たちがそれぞれに問いをたて、仮説を考え、実際に実験をし、結果と考察をパワーポイントでまとめた内容を5年生と保護者の前で発表するというもの。学校で実験できる範囲のテーマだったので、ムスメのテーマは”紙は水溶液の性質によって溶け方が変わるのか”という内容だった。

開催時間が重要な会議と重なってしまったのでずっとあきらめていたのだけど、日にちが近づくにつれてムスメから”来られないの?”と繰り返し聞かれてしまったことと、細かく時間割が設定されていたので、午後は有給休暇をもらって、ムスメの発表の時間だけ職場を抜けて参観することができた。

ムスメは緊張して顔が真っ赤になっていたけれど、それでも5年生と保護者の前でしっかり発表を行なっていて立派だった。数日前に”お母さんのときには卒業研究のテーマは何にしたの?”と聞かれて、”お母さんのときは卒業研究なんてしなかったと思うよ”と答えたけれど、子どもたちをみていると学校も色々工夫されていて、少しずつだけど変わってきているのだなぁと思った。

教室の前後を仕切り、詳細の時間割と発表者が決まっていて、5年生と保護者は自由に参観してよいという形式でまるで学会発表のミニチュア版のようだったのも、子どもたちにとって貴重な体験になっただろう。卒業まであと7日間。あとは卒業式を待つばかりとなった。