夏休み:3日目

この日は、朝食のあとから夕食の前まで終日プールで遊ぶ。オットや兄も回復して一緒に遊んでくれたので、交代でプールサイドで休むことができて、楽しい一日だった。

夕食をホテル近くの地元のレストランで食べようと予約して、外出。ところが指定された時刻になっても迎えが来ない。兄と義姉がホテルのゲートセキュリティに依頼して地元のタクシー?と交渉し、ようやくレストランに到着。ところがレストランでも予約が入っていなかった。注文をしたら、延々と待たされてやっと食事にたどり着いた。飲み物すら来ないので、途中で兄が”子どもたちが具合悪いので”と言って厨房から直接水をもらってきてくれたほど。

そんなわけで日本から比べると、ものすご〜くラフでおおらかな文化だったのだけど、そういうつもりでいると別に怒る気持ちにもならず、”いつかは来るだろう”と開き直ることができる。ちなみにイトコくんは機内でCAさんが食事のトレイに水をかけてしまったのだけど、”sorry"の一言で済まされたらしい。またCAさんが通路に食後に残菜をぶちまけて、周囲の乗客の足にかかっていたときは”sorry"の一言もなく何事もなかったように片付けていただけだった。おそらく自分のミスにも他人のミスにも寛容なお国柄なのだろう。

几帳面さとか気配りというのは日本のよい文化だと思うのだけど、特に最近は過剰気味で、それが社会全体を窮屈に生きづらくしている面もあるのではないかなどと思ったり。