初めての中耳炎、そして怒涛の日

昨夜のポコンたんはいつもどおりに寝付いたものの、25時にミルクを飲んで以来、かっきり1時間おきに目が覚めて夜泣きし、ぐずる。空腹以外で夜泣きをするコではないので、朦朧とする頭で"どこか悪いのかなー"とイヤな予感がする。熱を測るが、この時点では平熱。

今朝5時40分過ぎに、やはりグズって起こされたときに抱っこすると、体熱感アリ。検温すると、なんと38.4度。咳もしておらず、鼻水も出ていないので、理由が分からない。とりあえず水分補給に努めて、病院の診療開始時間を待つことにする。相方氏も、どちらにしても寝不足で使い物にならないから、と休みをとってくれることになる。

抱っこして寝付いてもお布団におろした途端に泣き出すので、抱っこしたままソファで座ってうとうとする。脇でいびきをかいて眠っている相方氏が、ちょっとだけ恨めしい(笑)

通院前に再度検温すると、37度台まで下がっている。ホッとしたのもつかの間、いつものベテラン小児科先生の病院に行く途中で、相方氏が"それ何!?"と言うので見ると、左耳から血が混じった耳垂れだ大量に出ていた。中耳炎だったのだと、合点がいく。

とりあえず小児科先生に診てもらうと、当然やはり中耳炎で"膿が出たから熱と痛みはひくだろうけれど、鼓膜が心配だからちゃんと耳鼻科の先生に診てもらった方が良い"といわれて、近くの耳鼻科を教えてもらい、向かう。

初めての耳鼻科では、中耳炎の確定診断を受け、洗浄と消毒を受ける。泣き喚くポコンたん。もう片方の右耳は健康とのことで、安心する。耳鼻科でも"もう痛みと熱は出ないはずなので、抗生物質だけ処方しましょう"と言われる。帰宅後、ポコンたんは、診断どおり痛みがひいたらしく、ミルクを飲んでそのまま熟睡。

私は、10時に業者が来て作業を行うのに立ち会う約束をしており、それまでには一度出勤しなくてはならなかったのに、耳鼻科の診察開始が10時からで、さらに代替業務を依頼できる後輩同僚も今週は連休で不在という八方塞り。仕方なく、作業先の施設の担当者に依頼したところ、快諾して対応してくれたので、感謝。それでもまかせっぱなしにはできないので、帰宅後にポコンたんが落ち着いたのを見届けて、11時過ぎに職場に向かう。

たとえ落ち着いたとはいえ苦しんでいるポコンたんを相方氏にまかせて、出勤する自分はなんてひどい母親なのだろうと落ち込む。それを支えてくれる相方氏に感謝。業者の作業が予定より早く終了したのを見届け、午後の会議を欠席するため提出資料を作成し、その他最低限の業務だけ片付けて、13時30分過ぎに退勤。状況を話した上司陣からは口々に"中耳炎は癖になるから"と言われる。

慌てて帰宅したところ、ポコンたんと相方氏は2人とも寝ていてホッ。ポコンたんはしばらくご機嫌で遊んだりしていたのに、3人で昼寝をしていた15時過ぎに泣きながら目覚めて、ミルクをドバっと吐いた。抱っこすると、身体がめちゃめちゃ熱い。まるであんかを抱えているよう。慌てて検温すると、何と39.4度。ポコンたんの人生史上、最高熱。相方氏を起こして、耳鼻科に電話し状況を説明すると、取りに来られれば解熱剤を処方すると言われる。相方氏が取りに行ってくれて、パパ大活躍。

解熱剤を飲ませて下がらなければ、再度小児科に通院すると覚悟を決めて様子を見る。薬を飲ませて、水分補給。しばらくして気が付いたら、汗をかいて、熱が37度台までさがってくれた。空腹のようだったので、離乳食をつくったところ、ペロリと食べて、安心。その後は、多少耳ダレが出ているものの、とりあえず落ち着いているので、相方氏ともども胸をなでおろす。

とにかく今日は、親チームにとっても怒涛の一日。早朝に38度台の発熱があったときと、大量の耳ダレを見たときと、夕方に39度台の発熱があったときには、本当に心配したのであった。