一昨日に書いたとおり認可保育園の内定通知が届いたので、申し込みをしていた認証保育園二箇所と保育ママに辞退の連絡をする。電話をかける前に妙に不安になってしまい、何度も何度も内定通知を確認してしまった。
保育ママさんとは見学のときなどに何回か顔をあわせており、"よかったですねぇ。うちも4月からの空きは1名の見込みなので、ホントよかったですねぇ"と言っていただいた。保育ママは定員3名でアットホームだし、認証保育園は二箇所ともそれぞれ運営団体の個性を反映した特色ある運営がされており、どこに預けることになってもかまわなかったけれど、ただいずれも対象は2歳児までなので、幼保一体などの制度の動きはあるにせよ、3歳になるときにまた保育先探しをしなくてはならないかと思うと、正直気が重かった。それでも実は預かり保育のありそうな幼稚園もめぼしはつけてあったのだけど。
ポコンたんのときと今回で市内の保育所など各種を結構あちらこちら見学をしたけれど、どこかが行った調査結果と同じで、社会福祉法人立の認可保育園>認証保育園・保育ママ>公立認可保育園の順で印象がよかった。認証保育園はどこも運営団体に母体があり、そこからの有形無形の援助があると推測。保育ママは、もっとも質の差が激しそうだけど、私が見学したところは保育士資格をもつ方が保育ママをするために1階を専用に設計して自宅を建てたというところだったので、キャリアも意識も高かった。
保育機関に限らず、福祉事業の質の高さを担保するのはその組織の理念(とそれをどこまで実践できるか)にあるのではないかなと思った次第。ただ組織が理念を実践するためには、当然財政基盤が必要になる。願わくば、福祉事業の財政基盤は、利用者負担に過剰に求められることがないように…。