サニスケと持ち物管理

今週の月曜日から、朝の登園時にはこれまでは保護者が行ってきた着替えや出席帳を自分たちで定位置にセットすることになったサニスケたち年長組。朝の送り担当のオットによると、子どもたちはみんなわたわたしているらしい。オットの形態模写ですらその様子が可愛いので、さぞや実際の子どもたちは可愛くわたわたしているのだろうと思う。

同じく月曜日から”引き出しカード”というシャツやズボンのイラストが描いてある紙に、毎日午睡後に自分たちで引き出しのなかの着替えの枚数を確認して、定数に何枚不足しているかを書いて帰ってくるようになった。それを見ながら、一緒に翌日の保育園の用意をするようにとの保育園からの指示であり、手間はかかるけれど、来春の小学校入学を前に少しずつ準備をしていこうという園の配慮に感謝しながら、毎晩一緒に支度をするようになった。

とはいえ、持って行った枚数と持ち帰った枚数、自宅の在庫等を考え合わせると、どう考えてもサニスケの”引き出しカード”の枚数が違っているような。本人に”ここに書いてあるのは引き出しのなかの枚数なのか、持っていく枚数なのか?”と確認すると、”持っていく枚数だよ。だって引き算だもん!”と自信満々で答えてくれたので、とりあえず信じて用意している今日この頃(笑)

おまけ。亡くなった祖母が最期に住んでいた質素な建物は、現在はとある団体の所有になっているのだけど、たまたまその建物に立ちいる機会を得た。私自身がそこに入るのは、身内で祖母のお別れ会をしたとき以来なので、10年以上ぶり。懐かしくて胸がいたくなった。一時期は倉庫化されていたらしいのだけど、ようやく活用することになったと聞き、祖母もきっと喜んでいるだろう。その建物の由来を知る人は徐々に少数になりつつあることを考えると寂しいけれど、それも時の流れだから仕方のないこと。