読書という快楽

何度も何度も書いているけれど、自分にとって最大の気分転換は読書なのだ。物語という別世界に没入することで、現実世界の憂鬱やもろもろから切り離されるので、読書中はもちろんのこと、ほんの数頁であっても小説世界を通過後には少なくとも多少は気持ちの切り替えが行われている。悩みの種は、"面白い小説は早く先に進みたいけれど、進んでしまうと終わりが近づいてしまう"という二律背反。む〜。

昨日購入したPatricia D. Cornwell"痕跡"上巻(集英社文庫,2004)を通勤時に読み始め、退勤時に読み進め、夕食後にギターを弾く相方氏の隣で一気に読了。展開はパターン化しているようけれど、それでも続きが読みたくなるのはさすが。明日、下巻を買ってこようっと。