終日仕事

詰め将棋は多面同時進行していたのだけど、今回の勝負は一応予定通り今日で終了。文字通り詰めの甘さやミスはたくさんあったけれど、目に見える最終的な結果は成功だったので、後のことは今後の糧にすれば良いだけ。今回は目に見える結果が一番重要だったので、何とか乗りきることが出来て、本当に良かった。気持ちの張り詰める11日連続勤務で連日残業は結構きつかったけど、結果的には"自分って結構タフだったのね"という感じ。

実は先月末に、"今後ももしんどくなる一方なのは明らかなのに、自分は何故仕事を辞めないのだろう"という疑問が浮かんだ。結婚とは関係なく、今の仕事を辞めて、もう少し楽な責任の軽い仕事に変わりのんびり暮らすという選択肢は常にありうる。では現在の仕事を辞めたときに自分が何をするかについて想像してみたところ、多分もっと勉強に力を入れて研究を進めることしか思いつかなかった。結局自分は、"困難な状況を何とか乗り越えた先で得られる達成感や充実感"と"一歩先の自分に自分を進めること"のいわば中毒みたいになっているのだなあとつくづく分かってしまったのだ。であるならば自分には決して休暇以外の"のんびりした生活"はできないし、また、現在の仕事ほど自分が中毒になっているモノを得られる立場はないのであり、従って現在の仕事を辞める必然性はないのだった。

気がついてみれば大学院に全く足を運んでおらず、履修届すらも郵送で指導教授とやりとりして郵送で大学院事務室に提出したのだけど、自宅にすら帰れない状況では考えたところで仕方がない。考えても仕方のないことを考えるのは何も得るところがないので、この問題はとりあえず棚上げにしておくことにする。