職場の上司や同僚はもちろん、両親をはじめ家族も忙しそうなのに、自分だけこんなのんびりしていていいのかな〜という思いがふつふつと沸いてくる。ま、好きでしている自宅安静ではないし、こんな時間はこの先老後までもてないと思うので、開き直って満喫しているけど。でも、そろそろ仕事をしたくなってきたよ。
仕事というのは、もちろん生活のためのお金を稼ぐことが目的でもあるけれど、決してそれだけのためではないのだなあとしみじみ感じているこの2ヶ月間。手垢のついた全く好きではないコトバでいうなら"自己実現"のため、とでもいうべきか。仕事をしているときの脳細胞がフル稼働している感じ、うまくいったときの充実感や達成感、終わることなど全くなくて後から後から課題が登場するうんざり感、失敗したときの穴があったら入りたくなる後悔や反省、失敗を踏まえて次に進む覚悟など全部全部含めて、"働く"ことは自分が自分であるために必要なことなのだと改めて考えた2ヶ月間でもある。
編み物や部屋の片付けなどに時間を制限なく使えることも楽しいし、豊かな時間だとは感じるけれど、何だか脳味噌がぼやけてくる。たまに職場から連絡が入ったり、単発の仕事の依頼が入ると、思考と気持ちがしゃきっとして、まさしく背筋が伸びて、"あ〜、これこれこの感じ"と嬉しくなるのだ。どちらにしても残り少ない休暇だから、この時間を大切に過ごそう。
蛇足だけど、専業主婦(夫)の方や育児に専念している方は、それはそれですごいことだよなあと思うし、他人がどういう選択をしても関係ないので、決して専業主婦(夫)批判をしているのではない。単に、自分はそういう選択はできない、というだけの話。為念。
