小旅行気分

午後から元の住まいに荷物を取りに行く。建物の入口に"当マンションの構造設計について"というお知らせが掲示してあり、住人にとっては重大な問題だから当然だけど、予想外だったので何となく笑ってしまった。

元の住まいは出産予定の病院に非常に近いので、万が一のときのための基地として無事出産を終えるまでは確保しているのだけど、必要なモノだけ順次持ち出しているために、何だか非常に歯抜けで中途半端な状態となっている。不要物も多いので、身体が思い通りに動くならすぐにでも大片付けをしたいくらい。そうもいかないので見て見ぬ振り。

荷造りを完了したら空腹を感じ、近所の"一風堂"へ。周辺を歩くと、数年間住み慣れた街なのに、何だか旅行先を歩いているような不思議な気持ちに陥る。"一風堂"は良く通ったので、今後は来る機会がほとんどなくなるなぁと感慨に浸りつつ、とんこつラーメンを食す。

少しずつ新居?での暮らしが落ち着いてきた現時点で元の住まいを見ると、コドモを育てることはとても不可能な部屋だったし、周辺も育児には向かない環境なので、今回の引越しは正解だったとあらためて思うのだ。新居?は徒歩圏内に"doutor""starbucks"もないけれど、まともな野菜を購入できる八百屋さんはあるし、おこたでお茶を飲むことができる。つまり一人暮らしの生活環境から、地に足をつけた自分の"家族"と一緒の生活に移行したということなのだ。

相方氏にとっては、私とのw世帯主生活を開始した去年に続き2年連続で引越しすることになってしまい、少々申し訳ない。でも去年は元々私の住んでいた部屋で無理やり二人暮しを開始したので、今回の引越しでようやく本当の意味での新しい生活が始まったことになる。