いい加減に

自治体の制度が変更になったので、某システムの計算式を変更してもらおうと連絡をしていたのだけど、音沙汰ナシだったので、再度連絡したところ、突然有料カスタマイズの見積もりが来た。せっかく少し落ち着いていたのに、また火種が投下されてしまった。

順当に考えれば、確かに有料カスタマイズの範疇だろうし、それだけを考えるなら支払うことには全く異存はない。むしろちゃーんと実装してくれるなら、喜んで支払うよ。ただ問題なのは、何がカスタマイズかを定義する根本の文書を再三求めているにもかかわらず、未だに提示されていない状況だし、根本のシステムが未だに完成していないという事実だ。仕様書のないシステムってどう?

昨日の研修は、福祉施設によるIT活用がテーマだったのだけど、参加者である他法人の担当者と話していたら、やはりどのシステムもうまくいっていない様子。介護保険制度が頻繁に変更になりすぎるという背景もあるけれど、やはり社会福祉法人って基本が"善人"で"井の中の蛙"だから、海千山千のベンダーや販売会社にしてみればネギを背負ったカモなのだろうなーと思う。