来客

帰宅後に、来週末に海外移住のため日本を出国してしまう友人が来訪。スウェーデン留学のときに使用した変圧器を譲ることになっていたのだ。

相方氏がポコンたんを寝かしつけてくれた後は、友人ともゆっくりととりとめのないおしゃべりをすることができて、楽しい時間を過ごす。某アニメが10周年とか、そういう生活上はどうでもよい、くだらない話をする"ゆとり"の時間は本当に久しぶりで、とても有難い時間だった。

自分が英国語学学校経由でスウェーデン留学に出発する前、ものすご〜〜〜っく楽しみでワクワクしていた半面、同じくらい不安で不安で仕方がなかった。行ってしまえば何とかなるものだけど、でもきっと友人も今、そんな心境なのだろうなと思う。

正直に言えば、自分自身のなかにも"また海外で生活をしたいな〜"という気持ちはあって、友人の日本脱出の話を聞いてからは、スウェーデンでの時間を思い出すことが多い。相方氏にも海外仕事願望はある?ようなので、きっと私側の諸般の事情がなければ、そういう選択肢はあるのだろう。否、諸般の事情はあっても本当に行きたいのならば、行くことは不可能ではないので、そうしないということは、自分がその選択をしたということなのだ。"何か/誰かのせいでしたいことができなかった"なんて思う人生だけは送りたくないと思っている。