実家父である鈴木龍一郎が、先日出版した写真集"odessey"(平凡社,2007)にて日本写真協会年度賞を受賞した。詳細はコチラ。
日本写真協会の年度賞とは、"国内外で、過去1年間に優れた写真作品を発表し、写真界に多大な影響を及ぼした個人または団体"に贈られる賞で、1957年の初代年度賞受賞者には私の大好きな写真家である渡辺義雄氏の名があり、以降の歴代受賞者には、土門拳氏やら東松照明氏やら長野重一氏やら、その他日本写真家名鑑のようなお名前が連なっているモノスゴイ賞なのだ。
実は受賞決定については、先月に教えてもらったのだけど、公式発表されるのを待っていたのだった。余談だけど、相方氏は先月受賞決定を知って以来日本写真協会のサイトを毎晩毎晩確認しては、"まだ出てへん""まだ出てへん"とつぶやき続け、本日やっと"載ってるで〜!!"と声をあげたのだった。
父は、もちろん、決して何か賞をとることや周囲から評価されることを目指してあの写真集を出版したわけではない。だけど、文字通り心血を注いで全力で取り組んだ作品が、目に見える形で評価されたことを、娘として本当にとてもとても嬉しく、良かったなぁと思っているのだ。
まだ手にとっていない方も是非書店で探していただければ幸い。
- 作者: 鈴木龍一郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 大型本
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