母の葛藤

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昨夜のポコンたんは一度目覚めたけど、朝まで熟睡。良かった。朝は食欲も戻り、おにぎりをペロリと食べてくれた。

それでも身体は熱いし、いつもの元気はない。相方氏が休んでくれるとはいえ、外せない業務の日とはいえ、自分が仕事を優先してしまうことに複雑な心境で感傷的になる。

"ままいはお仕事に行くからね。ぱぱいと一緒に過ごしてね"と話した途端、"ままい〜"としがみついてくるポコンたん。思わず"ごめんねごめんね"と謝ってしまうのは、感傷と自己満足以外の何物でもなく。理性では謝ってはいけないと分かっているのに。

相方氏に、つい御礼を言ってしまうのも自己満足でしかない。"ありがとう"と言いつつ、頭では"言うなー、言うなー"と制止すれど間に合わず。父親だって対等な親なのだから、御礼なんか言ったらむしろ相方氏に失礼だ。

さあポコンたんのことは相方氏に任せて、仕事モードに切り替え。戦闘開始だ。