ポコンたんとおすくり

相変わらずポコンたんは"おくすり"を"おすくり"と言い間違えている。そしてこれまで何度か書いたように飲み薬は頑として拒否を続けてきたポコンたん。ジュースに混ぜても、ゼリーに混ぜても、アイスに混ぜても、これまでは飲んでくれなかったので、風邪程度ならあえて飲み薬はもらわずに乗り切ってきた。ところが今回は抗生物質を飲まないと、トビヒが身体の他の位置に飛んでいく可能性があり、なんとしても飲んでもらう必要がある。

ただ母親として今回はいけるかなと考えていたのは、飲まなくてはいけない理由を本人が納得すれば飲むだろうということ。理屈の通じる4歳児なのである。そこであえて先生から薬の必要性を説明してもらうように話をもっていき、ポコンたんにも聞かせて診察室を後にした。

薬を処方されたら、その場でまず飲ませるようにと言われていたので、薬局の給湯機でお水をすこーし汲んで、ドライシロップタイプの抗生物質を溶かす。ちょうどガムシロップもあったので足してさらに甘くする。そしてポコンたんに"これを飲まないとお尻のブツブツが身体中に広がっていくと先生も言っていたでしょ?"と言い聞かせ、コップを渡したところ、見事に作戦成功!!やったー、飲んでくれたー!!!もちろん大げさすぎるほどに褒めてあげた。

なんというかクララが立ち上がったときのハイジのような気持ち。ポコンたん、ポコンたんがくすりを飲んだわっ。

夕食後もカルピスをほとんど原液に近い状態で薬を溶かして飲ませたら、無事に一口で飲み干してくれた。さすがの相方氏もポコンたんを素直に褒めてくれて、ポコンたんも嬉しそうだった。