そして一週間

東日本大震災の発生から一週間が経った。報道されている被災地の様子は言葉をなくしてしまうほど悲惨な様子で、特に赤ちゃんの粉ミルクが不足している様子や小さい子どもとその親御さんたちがつらいつらい思いをしている状況は、特に聞くだけ読むだけで胸が痛くなる。まだまだ原発の事故も緊張状態が続いているし、依然として震災は続いている。

今回の震災によって物理的にはたいした影響を受けていないものの、精神的に受けた影響は自分自身でもまだ整理がつかないほどに大きい。自分自身が、一週間前の14時46分より前と同じ生活に戻るまでには長い長い時間がかかりそうだし、もしかしたら二度と戻れないのかも。

子どもたちを守るという至上命題の前で、どう判断し、どう行動すればよいのかわからなくなり立ち尽くすことがある。時折理性ではなく感情的に不安で不安で仕方なくなることがある。それでも努めて冷静に落ち着いて、できる限り日常生活を継続することが今の自分にできる最善の選択だろうと信じている。