愛宕山子どもの国へ行ってきました

去年から”新型あずさに乗ってみたい!”と言っていたサニスケの希望を叶えるべく、甲府日帰りショートトリップを企画してみた。調べた結果、甲府駅からさほど遠くない場所にある、山梨県立科学館と屋外の公園がある”愛宕山子どもの国”を目的地に、新型E353系にていざ出陣。ちなみに新しい車両は座席も広く、全席にコンセントが付いており、大変快適。座席に座ってまず説明書を手に取るサニスケが、ヘッドレストの高さの調整方法などを教えてくれた。

”愛宕山子どもの国”は、愛宕山という山の中腹に幼児〜小学生中学年の子ども向けの科学館(多摩六都科学館に似ている)があり、そこから通路で連結されている場所に山の斜面を活用した大型遊具(ジャングルジムと大型迷路とアスレチックの足して割ったような遊具やローラー滑り台)のある屋外公園があり、さらに奥に行くとターザンロープやアスレチックのある広場があり、そこから鬱蒼とした山道を進むと変形自転車乗り場があるという、山全体が子ども用の遊び場になっているまさに子どもの国だった。

週末(や夏休みには)甲府駅北口から科学館行きのバスが毎時出ているものの時間が合わなかったので行きはタクシー(1,500円弱)。到着後、サニスケはまず公園でひとしきり遊び、科学館へ。入り口にフーコーの振り子があり、嬉しい。館内には体感できる展示が多数あり、端から挑戦するサニスケ。わたしも一緒に自分たちをシャボン玉のなかにいれてみたり。音の振動を小さな粒の波で視覚化する展示は初めてみた。サイエンスショーでは空気砲の実験で、とても面白く、わたし自身が素で勉強になった。

その後、持参したお弁当にて科学館のテラスのテーブルで昼食(科学館内に小さなレストランがあるようだけど、近辺には飲み物の自動販売機以外は何もないので昼食は持参で正解)。昼食後は再度科学館で残りの展示を楽しみ、変形自転車乗り場へ向かう。科学館では無料のワークショップもあったけどサニスケは興味をひかれず。プラネタリウムは、一昨日の遠足で見たばかりなのでよいとのことで却下され、太陽観望会は天候不順で中止になっており、残念。

変形自転車場へ向かう道中が人通りがほとんどなく、遊歩道とはいえプチハイキング気分。”え?ここに?”と思うほど唐突に自転車乗り場が登場し、親子自転車をはじめ、いろいろな種類の変わり種の自転車を思う存分に乗り回すサニスケ(2周で交代だけど、そんなに混んでいなかったので、待ち時間はほぼなかった)。

帰りは科学館からバスに揺られて、15分ほどで甲府駅北口に到着。時間調整を兼ねてひと休みして、また新型E353系で帰路についたのだった。今週末はどうしても楽しい一日にしてあげたかったのだけど、サニスケが”今日は一日が短かった。楽しいと短く感じるよね♪”と喜んでくれたので、安堵したのだった。