2024年12月25日(水)
今日から長男は2泊3日のスキー教室へ。スキーカバンがないので、ショルダーバッグ+登山用リュックで出発。お弁当はおにぎりと唐揚げで好物ばかりを詰めてあげた。スマートフォンは持ち込み禁止でもおそらく多くのお友だちは持参するとは予測。長男には持っていかなくて良いのでは?と伝えて判断を任せたところ、置いて行った。Air Tagは持参してくれたので、移動の道中や無事に宿に到着したことは確認できた。
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仕事は会議デー。今日は、無料トライアル中の会議録作成ツールの文字起こしと生成AIによる要約を初めて使用したところ、感動的なレベル。わたしは展示会で見てある程度は予測していたけれど、話題が飛びまくるのでわたし自身が記録をするのに難儀する会議の内容を見事にすっきりと要点をまとめてくれたので、一緒に参加していた上司や先輩方も感歎していた。記録担当としては会議の最中に記録のことを気にかけずに、議論に集中できるのも素敵。このツールはリアルタイム多言語翻訳など高機能な分だけ費用が高めなのが難点で、類似ツールでもう少しお手軽な価格帯もあるのでもう少し比較検討を行う予定。こういう操作が簡単かつ便利さが即座に実感できるツールは、導入されれば大勢のスタッフに喜ばれ、定着が早いことが予測される。
かつて授業を受けたこともある、とある大学の教授が、福祉のDX化がスマートに進まないのはクラウドの種類が違うから、という論旨を書かれていたけれど、それは違うのではと思っている。居酒屋やファミレスでタブレット注文やネコ型配膳ロボットが導入可能なのは、スタッフの側も客側もそれを使用できるひとしか来ないから。そして福祉、特に現状の介護の現場ではご利用者も家族もスタッフも、そういうものを使えない/苦手な層が多数だから。それはそうだろう、そもそも福祉や介護の対象は、日常生活になんらかの支援を必要とする人たちなのだから。ご家族にせよ、例えば半数程度はツールでの連絡を喜ばれるかもしれないけれど、半数程度はスマートフォンすら持っていない、新しいアプリの導入や設定などが行えない層だろう。だから福祉・介護のDX化を進めるためには、「単機能」かつ「操作のシンプルさ」が肝要である。スタッフに定着するためには、「効果を実感できること」が鍵になる。