成長を感じる土曜日

今日の午前中はNPO主催の畑イベントに参加。年4回シリーズで第1回目の前回は5月6日だった。参加前はもっと親も作業できるのかと楽しみにしていたのだけど、実は子どもだけが作業する企画で保護者はサポート役なのが少々残念。

今日はとにかく暑くて、午後に予定が詰まっているムスメ共々途中で休みながらサニスケの見守りをしているだけで汗だく。直接のサポートはムスメがしてくれて、さらに農作業系は夫がセミプロなので、わたしはほとんど出番なし(スパルタな夫が厳しく指導しそうになるのをフォローするのが一番メインの役目のような)。

テレビのディレクターから農業に転職した異色の経歴をもつ主催者の話を聞きながら野菜について学び、子どもたちは前回植えたミニトマトやナス、キュウリを収穫し、ジャガイモを掘り、人参の種を蒔いたら、ランチタイム。採りたてミニトマトとキュウリはなんともみずみずしく、素揚げしていただいたナスもとても甘かった。

サニスケより小さいお子さんも大勢参加していたので、”ああ、気がついたらずいぶん成長して手が離れてきたな〜”などと感慨にふけりつつ、しんどそうな表情を時折見せる若いお母さんたちに”いまはそのしんどさが永遠に終わらないと思うかもしれないけど、あと数年ですよ”と内心でエールを送る。ただし子どもたちの成長に従って、親の苦労も質が変容していくわけだけど…。

帰宅してシャワーを浴びたら、ムスメは夏休み期間中だけ通う習い事のガイダンスおよび習い事の初日。さらにその後は通常の習い事もあり、密かに少々心配をしていたところ、畑にいたときは”本当は行きたくないんだよ”といいつつも、時間になったら、文句ひとつ言わずに前向きにひとりで出かけていった。子どもに限らないけど、目標をもつことがひとを成長させるものだと、ムスメをみているとつくづく思う。

一方のサニスケは少し自宅で休んだあと、スイミングへ。当然に送っていくつもりで支度をしていたら、”ぼく、ひとりで行かれるよ!迎えだけきてね”と言うので、成長に感動しながら、送り出す。ムスメのときは小学校1年生で単身行動など考えもしなかったけど、姉というロールモデルがあるためなのか、サニスケの方が”自分でできることは自分で”という意識が強いのか、4月に入学以来、あっという間に自立への階段を登りつつある。

サニスケの依頼どおり、迎えがてらスイミング見学をして、歯医者へ。歯科衛生士さんが超絶子ども扱いがうまくて、サニスケがケラケラ笑いながらクリーニングを受けていた。感謝。