9月の終わり

9月は、大きな大きなお別れがあった。

この数年間はずっと覚悟していたこととはいえ、予想以上にダメージを受けている自分がいて、ボディブローのように心身に響いてる。

家庭では、9月14〜15日に八ヶ岳一泊旅行に行ったことが最大のイベントで、ムスメは文化祭があり、サニスケは運動会があった。

ムスメの学校の文化祭は台風の予報が外れ、二日間とも天候に恵まれた。部活に入っていないので、クラス展示だけだったけれど、頑張っていた。勉強については、以前より相当に前向きに取り組んでいるので、このまま落ち着いて取り組めるとよいなと願っている。一方、夏休みのあいだからスマホ関係の約束に違反し、9月初旬には最重要事項を守らず、厳しく注意する事態が発生した。そして文化祭の最中についに学校で没収されて、1週間のあいほんのない生活を過ごした。厳密には以前使っていたあいほんをWi-Fiで使用していたので、完全に手放していたわけではないけど、友だちとの連絡等は相当制限されていた。ところがこの1週間に本人なりに色々と自覚したことがあったようで、文字通り怪我の功名。

サニスケの運動会も晴天に恵まれ、力強く素晴らしいエイサーの演技をみせてくれた。小学校の運動会も残り3回と思うと、時間の過ぎゆくはやさに驚いてしまう。最近友だちと遊ぶことが何より楽しいサニスケは、運動会の前日に放課後の公園デビューを果たした。サニスケが先導して我が家の近所の公園にみんなで行き、泥遊びした〜楽しかった〜と。それは良いことなのだけど、運動会の前日に運動靴をドロドロにしてくるの〜?と内心嘆息しながら新聞紙を詰めたハハであった。運動会の振替休日には、わたしがムスメの学校に没収されたあいほんを受け取りにいかなくてはならないのに付き添ったあと、本人希望のMEGA WEBに行き、グランツーリスモを堪能していた。その後、多少文句を言いながらもきちんと習い事に行くあたり、さすがのサニスケ。

仕事は、今年度後半の最大案件の実働を進めつつ、諸々の対応に追われた一ヶ月だった。職業人生としては、定年を一区切りとすると折り返しを過ぎた時点くらいになっており、今後の自分の道を考える機会が増えた。

夏休み中にサニスケの隣で開始したペン習字は、文章レベルになるとやはり難易度が高く、疾患というものの壁の高さに少々打ちのめされたりする。それでもやはり”文字を書く”という行為の回路をつなげておくことが大切だと思うので、ストレスにならないレベルの内容で再開しなくては(某所で、手書きレポートに業を煮やした大学生が3Dプリンタで部品から作り上げて、PCからペン書き可能な出力装置を作り上げたという話題を読んで、それが小型化されてハンディになったら最高だな〜と思った)。

今月の生活習慣の進捗状況。

”24時前に就寝すること”はあまり守れていない。どこがネックになっているのか、タイムログを再開しようかと迷い中。家庭の第一の野望の”子どもたちと一緒に色々な体験をする”は、八ヶ岳一泊旅行で実現。家庭の第二の野望の”すっきりした住環境を手に入れたい”は先月の公約通りリビングのおもちゃ引き出しを整理した。サニスケがついにカーズのトミカ(ミニカー)を”もういらない”と言うので、ついに卒業かと感慨深い。サニスケが小さい頃、カーズのトミカが大好き過ぎて、失くしては買い、失くしては買い、一番好きだったフィン・マックミサイルのトミカはいくつ代替わりしたことか。さらにベイブレードも”もう遊ばない”と言うので、ちょっぴり寂しくなった母であった。来月の目標は、廊下に積んである不用品を処分することである。

個人の領域では、”月10日間はリングを全て閉じる”は7/30で未達だけど、先月より改善。”月1回リフレッシュタイムを確保する”は実現。”月1本映画を観る”は、サニスケと一緒にAmazon Videoにてで”レディ・プレイヤー1”をみた。八ヶ岳小さな絵本美術館にて”トーベン・クールマン絵本原画展”に行かれたことは、とても嬉しかった。”月1冊通読する”は未達だけど、勉強/仕事系の書籍として栗谷仁”コストマネジメント思考法”(東洋経済新報社,2010)を通読中。大変に興味深い一冊。

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