"創世記機械"

数日間の移動の友であったJames P. Hogan"創世記機械"(創元SF文庫,1981)を読了。物理学の素養のない自分には、どこまでが"現実"の物理学理論で、どこからが作者の頭脳による物理学理論なのかが分からないのだけど、とてもとても面白かった。特に"創世記機械"がその命名の由来となる働きをする場面は何ともいえない衝撃を受けた。こんな世の中だから、是非是非現実になって欲しいと祈るのだ。

相方氏とこういう物語について話せたら幸せだと思い、薦めてはみるものの、彼には小説を読むという習慣がない模様。活字自体は好きな様子なのに、何とも残念。物理理論に基づく物語だし軍隊や武器が出てくるのだから、好きそうだと思うのだけどなー。読まへん?

創世記機械 (創元SF文庫)

創世記機械 (創元SF文庫)