帝王切開の術後の経過観察のために産婦人科に通院する。待合室でおなかの大きな妊婦さんたちを見かけ、数ヶ月前まで自分もあんな風に大きなおなかをしていたのだよなあと不思議な感慨にふける。
妊娠中に数人の経産婦さんから"産んだら、妊娠中や胎動が恋しくなるよ"と言われたけれど、妊娠中を恋しく思う気持ちは全くない。身軽になって良かったとしみじみ思っている。確かに妊娠中は身一つでポコンたんも一緒に移動できたのに、今ではもれなくポコンたんの輸送方法とオムツなど一式という難題がつきまとう点だけは妊娠中の方が楽だったかも知れない。でも今はポコンたんの面倒を見ることを相方氏や両親などと分散することが出来るので、妊娠中の全責任が自分一人にかかっていた状態から比べると、やはり楽だ。
診察の結果は問題ナシで、今日で帝王切開関係の通院は終了。次回は子宮ガンの検診のために、数ヵ月後の通院となる。妊娠出産で産婦人科が身近になったので、こういう検診も定期的に受けることになるのだなあと思った。
さて今日の検診は検診でなく"診察"だったので、健康保険の対象となり自己負担は220円。先月までは出産関係の"検診"だったので保険適用はなく全額自己負担で毎回数千円だった。日本の少子化問題は決して経済的原因だけではないけれど、でも出産に保険適用されないのは絶対に納得がいかない。