情報公開の意義

今日は三本立ての予定だったのだけど、午前中のひとつめは保育園での担任先生が異動することについての説明会。私は延長保育のお迎えにしか行かれないので、全く知らなかったのだけど、クラスの子どもの人数がだいぶ増えているらしい。他のお母さんによるとお昼寝は芋洗い状態、とのこと。

園長先生から、配置人員や児童数、市全体の待機者数などについて説明があったのだけど、聞いていてつくづくとプレゼンがうまくないな〜と思ってしまった。申し訳ないけど。

このような場合、説明はプレゼンテーションは同じ意味をもつのだから、"どうしても伝えなくてはいけない要点"をもう少し絞って話してほしいな〜と思う。時間ばかり費やせば伝わるというものでもないと思うのだ。

子どもの人数増加に伴い、他のクラスから先生が異動してきたり、非常勤の先生が午前/午後にわかれて担当していたり、さらに新しい先生が入ってきたりで、結構担任の先生方の変動が激しいので、親としてはお名前と顔を一致させたいと思うのは当然。そこで終了後に親の有志で、"せめてクラスに写真とお名前を掲示してもらえませんか"と相談しに行ったのに、やんわりと断られた。どうも先生方のお話を聞いていると、どうも"個人情報の保護に関する法律"が誤解されているように思えて、仕方がない。

個人情報保護法に関する誤解のためもあると思うのだけど、入園した当初から何かあるたびの説明は、"守り"の姿勢が強くですぎていて、基本的には理解できる内容なのに、プレゼンとしてもったいないな〜と思う。

情報公開は、信頼関係を築く点に、その意味がある。そのためには、相手が知りたい内容を、適切なタイミングと表現で、伝えていくことが必要なのだなとあらためて気がついた。自分の仕事でも、意識して取り組まなくてはならない大切なことだ。