家計簿決算2008年版

共働き家庭の生活費負担の方法は、当然のことながら、家庭によって違う。私が聞いた限りでも、例えば、住居費や水道光熱費は夫が、食費や雑費等は妻が負担する家庭があったり、月々にかかった費用を月末に集計して折半して清算する家庭、収入額に応じて拠出する家庭など様々である。

我が家の場合は、結婚を前提にW世帯主を始めたときから定額拠出制をとっている。つまり月々決まった同額を生活費として負担している。余談だけど、なので収入−生活費負担定額分の残りは、貯金しようが散財しようが、全てお互いの自由なのだ。もっともドケチ関西人の相方氏と、節約系の私とでは、そんなに無駄遣いは発生しないけど。

負担は折半だけど、家計簿の管理は私の担当。家計簿ソフトは、試行錯誤した末に"ファイナンシャルプランナーの作った家計簿"というシェアウェアのソフトを使用している。現金勘定だけでなく、クレジットカードや預金口座までも把握するためには、複式簿記が必要になるけど、このソフトは簿記知識が全くなくても実質的に複式簿記が実現できてしまう優れモノ。CSV出力がもう少し自由にできるといいなとか、要望はあるけど、2,100円のシェアウェアで集計や検索等これだけの機能がついていれば、十分。

で、2008年1月にこのソフトに移行してから一年間が経過したので、2008年の決算を行ってみた。相方氏と私、双方の生活費拠出のタイミングが一定でなかったり(つまり収入が月次で安定していない)、月遅れでの立替清算が発生したり(立替金計上すれば解決するけど)などの問題があり、ソフトが吐き出す年間月次推移だけでは、正しい数字は把握できないけれど、どの程度が固定費として必要とされるか、また例えば食費などは月々の予算としてどの程度を目安にすればよいか、などについては把握することができた。

2008年年間総支出の内訳について住居費を除いた割合で見ると、"育児・子ども教育費"、つまりポコンたんにかかった費用が4割近くにあがっている。ぎょえ。保育費+延長保育費+ファミリーサポート+シッターさんが大半なので、やむなしかなぁ。

次は、食費で3割弱。予想通りとはいえ、うーん、大喰いな一家だ。ま、食は全ての基本だし、医療費にかかるよりはよし。

あとは、光熱水費で、約1割。以上3費目で8割を占めるので、後は本当に微々たるもの。みなさまのおうちではどのような割合でしょうか?

できるだけ毎週末にレシート等をもとにこのソフトに入力することにしているけれど、こうやって集計して多少なりとも分析すると、結構面白い。無駄遣いをしているつもりは全くないけど、まだ節約ポイントはあることに気づけたのが大収穫。今年は、より正確に家計簿決算を行えるように、工夫してみたい。