やさいのじかん

夏野菜の季節で、あちらこちらからキャベツやじゃがいもやたまねぎなどを大量にいただいた。最近ちょっとゆとりのあるときに、野菜は下ごしらえをできる範囲でしておくと、あとがぐっと楽になることを実感している。

じゃがいもはとにかくふかしておく。ふかしておくと皮を剥くのも楽だし、加熱時間が短縮できる。夕食の準備をしつつふかして、当日はそのまま塩で食べて、残りは冷蔵庫に入れて、ベーコンやウィンナーと炒めたり、お味噌汁の具にしたり。サニスケの離乳食にも重宝する。

キャベツはざく切りにして少量の水と塩ひとつまみでゆでる。丸2個半届いて途方にくれていたところ、実家母から教えてもらった方法。ゆでておくと、炒めてもやわらかく仕上がる。量が減るので、冷蔵庫で保管するにも場所をとらない。今日はキュウリと混ぜてツナマヨネーズであえてサラダにしたら、相方氏にもポコンたんにも好評だった。この方法を教えてもらってから、大きなキャベツがこわくなくなった(笑)

相方氏の大好物のネギは、できるだけ小口切りやみじん切りにして、冷凍庫に常備しておく。お味噌汁や冷奴の薬味として、冷凍のまま載せてしまう。ちなみに保存に使っているのは、百円均一ショップで買ってきたかき氷作製用の小さなタッパー。

先週相方氏の実家から泥付の新鮮なにんにくをたくさんいただいた。泥がついているのを常温保存しておくとカビてしまうので、昨夜思いきって全部皮を剥いて洗って、一部はスライスして冷蔵庫、残りは冷凍庫に保管。手が思い切りにんにく臭くなったけど、痛ませる心配から解放され、達成感あり。

日々が自転車操業なので、作り置きとまではいかないけれど、この程度でも野菜の下ごしらえが済んでいると、食事作りのハードルが少し下がる。

野菜ではないけど、他に心がけているのは毎朝、夕食分の炊飯器をタイマーでセットしておくこと(帰宅してご飯を炊かなくてよいだけでほっとする)、煮干数本を水にいれて冷蔵庫にいれておく(よい出汁がとれるので、お味噌汁を簡単に作れる)、朝食の食器はできるだけ洗っておく(夕食の支度前に食器洗いがあると憂鬱になる)など。そのときにほんのちょっと頑張ることは、少し未来の自分へのプレゼントになるのだ。