帰省:二日目

今日は今回の帰省の最大の目的である義祖母の初盆。ご親戚一同様が集まってお寺へ。同じ町内にご親戚の大半が住まわれている環境ということ自体が、私にとってはカルチャーショック。

義祖母とはそんなに話していないけど、相方氏との結婚が決まり初めてご挨拶にきたときに、涙を流して喜んでくれて、帰るときに車から振り返ったら手を合わせて拝んでくださった、あの光景が目に焼き付いている。私の祖母も兄の結婚式の約一ヶ月後に亡くなったのだけど、義祖母もそのご挨拶のあと急に老いてしまわれて、要介護になった。二人ともまるで溺愛してる孫(男子)が落ち着いたことで、気が抜けてしまったのでは、と思ってしまう流れが同じだった。

法事の最中は、サニスケに付き合ってお寺の廊下をうろうろ歩き回り、外に出てお寺の周りを一周したり、炎天下で木の実を投げっこしたり、お寺に戻ってサニスケが目ざとく見つけた冷茶をいただいたり。結局ご焼香もできなかったけれど、あの場所にいることができて、よかった。

夜、子どもたちを寝かせた後で、ひとりで外に出て星空を見上げる。昔より見えなくなったとのことだけど、それでも天の川はくっきり見えるし、流れ星も3つ見ることができた。