用事を片付ける月曜日

2024年5月20日(月)

仕事は休み。男子チームのお弁当を作り、家族全員を見送った後、駅前クリニックへ。雨が上がっていたので、ガシガシ歩いていく。脚を交互に出していると、いつのまにか目的地に到着するというシンプルさが最近はとても心地好い。

クリニックはがら空きですぐ診察を終えて、カフェで時間調整してから次の予定へ。この予定が想定外に時間がかかり、全部終えた頃には2時間半が過ぎていたけど、懸案がひとつ整理できたのでよかった。

ランチを済ませて一息ついて、大学院事務室へ。懐かしくて胸がいっぱいになったものの、事務室のスタッフの応対が相変わらずイマイチで、やはりこの場は過去の縁なのだなと思ったりする。証明書の受取には現姓の身分証明書だけで済み、なーんだと肩透かし。

当初の予定では、もう1件用事を片付ける予定だったのだけど、ランチ前の用事の時間延長のおかげで予定より遅くなってしまったので断念する。帰宅してから夕食の用意。久しぶりに母子3人で食卓を囲んだ。和やかな時間だった。

 

↓移動中にKindleにて読み進める

↓夕食後にNetflixにて長男と半分程度まで視聴

Winny

Winny

  • 東出昌大
Amazon

 

 

10数年振りの恩返し

2024年5月19日(日)

今日は自分の持つ慢性疾患の患者会の総会に10数年ぶりに参加した。1995年に会が開始した当時の発起人のひとりとなり、その後数回は参加していたけど、社会人になり時間のゆとりがなくなったことと、同年代の患者さんの親御さんから「あなたは元気になっていいわね。うちは寝たきりよ」と言われたことで、自分の存在が他者を苦しめることがしんどかったので足が遠のいてしまった(自分が親になった後、おそらくその言葉にはわたしへのエールも含まれていて、当時のわたしが字義通りに受け止めたほど単純なものではないことに気づいた)。

*

19歳のときに、ある眼科の先生が鑑別疾患に気づいてくれて、当時国内でほぼ唯一の専門の医師だった先生に紹介してくださったことが、運命の転機だった。このおふたりは文字通りのいのちの恩人の先生。そのいのちの恩人の先生に不義理を重ねてしまっていることを心苦しく思っており、会のお手伝いをすることが少しでも御恩返しになるのではないかという気持ちもあり、数年来断り続けてきた事務局のお手伝いへのお誘いに今回から応じることにした。

*

今日の総会は定期通院している病院の講堂が会場だったのだけど、日曜日の面会時間外の病院のセキュリティの厳しさに閉口する。警備室の女性の案内がわかりにくかったこともあり、右往左往しながら講堂に到着。その後にいらしたいのちの恩人先生(元学長で院長もされていたのに!)までセキュリティに阻まれたとお聞きして、さすがに失礼なのではと内心憤慨したり。

*

事務局の事前打ち合わせが始まる前に、会長からいきなり「何をやってもらえる?大きくは広報誌の作成と会計なのだけど」と聞かれたので、「どちらでもおっしゃっていただければお手伝いします」と応じたところ、会長がひとりで対応されていた会計をまるっと引き継ぐことになった。会長はわたしより20歳年上の女性で、全国からの相談や医師の先生方へのつなぎも対応されていて、おひとりで会計まで対応されるのは相当に重荷だったようで、ホッとされていた。仕事の内容としては、当然のことながら会計基準があるわけでもなく(今回気がついたけど会則なども全くないのだった)、これまではノートに手書きで行われていた。手書きは無理なので、とお伝えすると、パソコンでもなんでもやりやすいようにやってくれて全く構わないとのことで安堵する。自由にやって良いと言われたので、言うまでもなく必須のポイントは押さえた上で、可能な限りDX化というか自動化をはかるつもり。

会長以外には、地方支部の取りまとめをされている方も含めて、事務局として数名の男性がいらしていて、全員わたしより歳上。本人ではなくお子さんが患者さんの方もいらして、頭が下がる。会の開始時当時からのメンバーの方には覚えていてくださり、みなさんから好意的に迎えていただきほっとする。

*

打ち合わせ終了後は、受付業務のお手伝い。いのちの恩人先生とも本当に久しぶりにご挨拶することができて、最大の目的を達成。職場の季刊誌をずっと読んでくださっているとのことで、有難い。自分の主治医も含めて、複数名の医師の先生方、治療薬の製薬会社の社長及び数名、そして患者やその家族。大人と子どもは別れて活動し、子どもの方には看護師さんや薬剤師さんも大勢参加していた。大人の方は、参加者ひとりひとりが病気の状況や経過などを自己紹介をかねて発表し、おひとりおひとりの人生がせまってきた。皆さんのこの語りを聞き書きしたら、ものすごく価値のある記録になるのではなかろうか。

*

質疑応答にうつり、会場でマイクを渡す役を引き受けながら、この会の意義を明文化するならば、第一に患者や家族と医師や医療専門職との橋渡しをすること、第二に当事者が病識を深め怠薬を予防すること、第三に特に小さなお子さんの患児をもつ親御さんに悲観的になる必要はないことを伝えること、そして第四に広く啓蒙活動を行うこと(20年前より広まってきたとはいえ、まだまだレアな疾患で、これだけ症状に個人差が大きいと確定診断までに時間がかかるケースが多く、会のウェブサイトをみて代表に連絡があり医師につながる例も多かった)あたりに整理されるのかな、などと考えたり。

終了後、会場の原状復帰を行ったあと、事務局中核メンバーでの再び打ち合わせに同席。仕事でも家庭でもない場で、たくさんひとと話したためか、なぜかとても元気を回復して帰路についた。

長女とオムライス

2024年5月16日(木)

仕事は登記案件。手続きに向かう途中で、これは所轄の支局が違うのではと気がつき、別件の処理をしながら確認したら案の定。事務所に戻ってから郵送で申請を行う。そういえばプライベートでも同様の登記申請をしなくてはならないのを4年くらい放置しているのだけど、あれも郵送でできるじゃ〜ん。いま直面しているプライベートの案件を終えたら郵送で片付けようっと。

*

帰宅したら、長女が久しぶりにオムライスを作ってくれていた。長女のオムライスは絶品。美味しくて幸せだった。週1回または隔週1回は作って欲しい、是非。

 

 

 

わたしがわたしである証明が難しい

2024年5月15日(水)

仕事は休みで、午前中は定期通院。早めに病院に到着したものの診察が大混雑で、延々と待つ。ようやく終えて、午後の予定に向かう。

*

卒業した大学院の証明書が必要となり、先日十数年ぶりに大学院事務室に電話をかけて申請手続きを行った。受取には身分証明書が必要。でも現在のわたしの身分証明書は全て現姓で、旧姓と現姓をつなぐ証明書がない。わたしが大学院を卒業したわたしである証明のために戸籍抄本が必要な事態に直面して、あまりの莫迦莫迦しさに腹が立ってきた。

結婚した当時は、その意味を深く考えもせずにそうするのが当たり前のことだと入籍と改姓をしたけれど、正直事実婚でよかったのではないかと思ったりする。長年ブログを愛読しており、面識もなくわたしが一方的に人生の先輩と思っているうちのおひとりであるせんりさんは、事実婚でお二人のお子さんを育てられた。相当に煩雑ではあるものの、現行法制度においてもやろうと思えばできたのだ。

留学していたときに各国の友人たちに驚かれた「改姓」の制度。いまだ選択的夫婦別姓が法制化されないこの国で、共同親権があっという間に成立してしまったことに絶望的な気持ちになる。

 

↓せんりさんのブログ。人生の少し先を行く先輩たちの生き方は学びが多い。

backstage.senri4000.com

 

長男と調理実習

2024年5月14日(火)

今日は会議デー。

状況の厳しさに胃が痛い。もう何年も問題提起しているのだけど、自分自身は解決のために実働する部署ではないので、はがゆく、最近は無力感ばかり積もっている。以前は理解できなかったけど、実践の場からアカデミアにうつるひとの気持ちが最近少し理解できる。

とはいえあきらめるわけにも、逃げ出すわけにもいかない。早急な変革は反発しか生まないし、ラジカルに改革しようとして断念していった先陣の姿はみてきたので、地道に課題共有をしつつ、できることを重なるしかない。幸いひとりではない。ただ最近は間に合うのか不安が大きくなっている。

*

長男は今日は中学初の調理実習。長男校は中1は技術、中2は家庭科らしい。小学校高学年はコロナ禍で調理実習はなかったはずだから、真に初めてだったのかもしれない。献立を聞くと、ご飯の炊飯とお味噌汁、ほうれん草のお浸しという。普段やっているので「朝飯前だね」というと、「いや、夕飯前でしょ」と返してきた。うまい。

帰宅後に様子を聞いたところ、火のついた鍋のまわりをキッチンペーパーで拭こうとした友だちがいて、当然火がつき、それを長男が濡れた布巾で叩いて消したとのこと。動いたのはオレだけだった、と少し誇らしげだった。濡れた布巾でたたいて消す方法をよく知っていたなぁと感心した。

お味噌汁は昆布と鰹節で出汁をとったというので、「では我が家でもその方法で」と提案したら、「いや、粉(だしの素)でいいです」とのこと。粉はパパで、実はわたしは煮干し派なのだけどね。煮干し出汁のとり方を今度ふたりに伝授してあげよう。

 

 

長女と片付け

2024年5月13日(月)

仕事は明日の会議の資料作成に勤しむ。ギリギリまで職場に残り、大慌てで帰宅したら、先に夕食を始めていたので、脱力。そうであるならそうと一報をしてもらいたかった(何度も頼んでいるけど、すぐに忘れられる。意識の差なのだろう)。

長女が洗面所やパントリー、キッチンの引き出しなどの整理整頓と掃除をしてくれていた。ピカピカ。やはり快適で気持ち良い。

長女はオーガナイズのセンスが高い。素晴らしい才能だと思う。夕食後も色々話をできて嬉しい夜だった。

 

母の日

2024年5月12日(日)

今日は母の日。実家の母には昨日花束をお渡しして、日頃の感謝をお伝えする。

昼前に全員揃って外出し、携帯電話のプラン変更。18歳以下がいると家族全員が割引対象になるプランに変更した。いままでのは相当古いプランだったのと、特に長男の通信量(ギガ)が少なくて変更しておきたかったので、思い切って実行できてよかった。ついでに色々インフラ系をまとめることができたので、えらい時間はかかったけれどすっきりした。長女は途中で離脱して、デートへ向かった。

*

我が家で、そういうことを気配りしてくれていた長女はいまはそれどころではないので、男子チームに「今日は母の日ですが」と伝えたところ、オット氏が「それは(長男が)すべきでは」というので「それはそうだけど、父親が出資したりしないと」と応じたところ、「夕食を外食にして、それを母の日にするのは?」という提案があり、ありがたく受ける。そんなわけで、夕食は3人で近所の南インド料理店へ。以前からあるのは知っていたのだけど、今日たまたまそこが以前に行って美味しかったお店が移転してきた店舗と知り、行ってみることに。とてもおいしくて満足。乾杯しながら、長男が「母の日おめでとう!」と、あれ、おめでとうで良いのだっけ?と内心迷いながらの表情で、グラスを合わせてくれたので、それだけでとても嬉しかった。

最近メンタルが低空飛行だったけど、昨夜から再開したゆるヨガ、8時間睡眠の効果と、なにより母の日のディナーのおかげで、今日は少し元気を回復した。

 

↓今週はリアタイ視聴

www.nhk.jp

 

映画「オッペンハイマー」を観てきました

2024年5月11日(土)

仕事は休み。長男は登校だけどお弁当はいらないというので、長女の簡単ランチだけ用意。懸案だったタスクを2件片付けて、地元の婦人科へ。定期的な検査やメンテナンスは必要。

ちょうどオット氏も近くにきていたので、合流してランチ。ふたりで外食なんて何年ぶりだろうか。延々と義実家の話をするので、ただただきいていた。

*

昼食後、単身で映画館へ。ずっと観たかった「オッペンハイマー」を観に行く。180分が短く思えたほどだったけれど、簡単に感想を述べることのできない作品だった。

youtu.be

長男と遠足

2024年5月10日(金)

青天の今日は絶好の遠足日和。長男が普段より早く家を出るので、少し早めに起床。リクエストにより今日はおにぎり弁当。足りるのかな?

帰宅したあと聞いたら、「楽しかった」のひとことのみ。楽しかったのならよかった。怪我せず無事帰宅したことがなにより。なお登山の難易度は去年より上がっていたけれど、そんなに辛くなく踏破したらしい。体力がついているのかな。

*

仕事はいつもに増してタイトロープのような1日だったけど、時間調整が全てピタリとはまったので内心ガッツポーズ。

監査法人往査は2日目。ヒアリングがあるわけでもなく、オンラインツールで依頼や質問を受けてオンラインツールで提出や回答するだけなので往査の必要性がない。

*

昨日書いた長女が親しくしている相手のおうちの話。冷静に考えると、我が家も戸建でなくマンションで、庭もなく、部屋数が現在より少なければ、モノはもっと少ないし整理整頓が容易だろう。なまじ空間があると散らかるし、開口部に土の庭があるとホコリが自然に入ってくる。

仮にもしそのご家庭がフルタイムで、家事の外注をしてなくて、そこまで掃除が行き届いているお家ならどうやって実現しているのか、むしろお聞きしたい。おそらく必要なモノしかないはず。例えば義姉はこのタイプで、不要物は一切ない。

家族全員の住まいなのだから、わたしだけが背負う話ではないのだ。長女が、先方のお家にお邪魔して、断捨離は重要だと気づき、次にママが断捨離するときは一緒にやるよ、と言うなら、そうだね一緒にやろうね、だけの話で、何も凹むことはないのだ。

…と考えながら、キッチンに降りて引出しを開けたら生ゴミ袋が5袋ぐらいあふれて、思わず天を仰いだ(そして帰宅後に、タイミングをみて、一度に同じモノを買うのはひとつにしてほしいとオット氏に頼んだ)。

 

第3話と第4話の途中まで。長男も隣で見ている。

www.tbs.co.jp

万事がうまく行かない日

2024年5月9日(木)

今日から会計監査人監査の往査開始。明日のスケジュールをひとつ失念しており、びっくらぽん。スケジュール調整でのミスは滅多にないので、ショック。

子どもたちに、アルミホイルでコンビニおにぎりみたいにできる方法に挑戦したもののうまく包めなかったようで、普通で良いと言われる。技術不足。

退勤が遅くなり、夕食をオット氏に頼んだ日に限って、長女も帰宅しており夕食に全員が揃う。なぜなんだ。

長女に昨日のデートの話を聞いたら、先方のご自宅は物が少ない、ホコリひとつ落ちていない、お母様は初めて会うタイプで聖母みたいに優しいオーラをまとっているというので、予想以上にダメージを受けてしまった。

なんだか色々なことがうまくいかない。

子どもたちの存在が何より大切で、子どもたちが「ママ、ママ」と向けてくれた笑顔に支えられていたことを改めて痛感する今日この頃。

ずっと「自立」を子育ての目標にしてきたし、子どもたちの成長はもちろん至上の喜び。だけど、どうしても寂しさを感じずにはいられない。もっと子離れして、自分の「たいこと」を取り戻さなくては。

アルミホイルでのコンビニおにぎりも、おにぎらずもできるようになりたいので、自分の昼食で練習しよう。聖母みたいに優しいオーラは仕事の厳しさと両立しないから無理だろうけど、自宅の環境整備は進めよう。ひとつでもできることが増えたら、少しは回復できるだろうか。

 

↓Netflixで第2話を視聴。日本のドラマは気軽に見られるのが良い。

www.tbs.co.jp