病室にて:その19

入院している病院の食事は決して不味くはなく普通だけど、大量調理の常として、味付けが一定過ぎるため、飽きてくる。病室でも"退院したら何を食べたいか"が度々話題になる。
もちろん家族は、私が病院食に飽きていることを良く知っているため、色々な食料を差し入れしてくれる。特に数週間前に母手料理のお弁当が届けられたときには、美味しくて泣きそうになった。
そして昨日、現在夏季大型休暇中の相方氏はなんと炊き込みご飯を炊いて、おにぎりを握って差し入れてくれたのだった。いや、本当に涙がにじんだほど、嬉しくて美味しかった。感謝。
ちなみに相方氏は3合炊いて、おにぎり3個分以外の残り全てを一気にひとりで食べてしまったらしい。