病室にて:その18

一昨日点滴が終了した反動なのか、昨晩から調子が悪くて、終日横になっていた。私はひとつのことから先の展開を想像する傾向があり、しかも大体悪い展開を考えてしまう癖がある。これはリスク管理という点からも自分の仕事上には非常に役立つ、というより必須な性癖なのだけど、こういう状態だと勝手に不安に落ち込んでしまうので、よろしくない。
一方、相方氏にとっては、目の前で起こっていることが全てのようであり、先の展開を想像するということはほとんどしないように見える。また何かトラブルが発生したときも"おろおろしたってしゃあないやん"といって、非常に冷静に対処しているように見える。この辺は是非見習いたいところ。
そんなわけで今日も不安を話す私に対し、"ま、大丈夫やから落ち着きなはれ"と一言。私も頭では"おろおろしたってしゃあないやん"ということは分かっているので、これで落ち着き、"そうだね、慌てるなら何か起こってからだね"と言うと、"(慌てるのは)一瞬だけな"との返事で感服。
不調はまだ続いてるけど、夜に診察を受けて、特に問題は見つからなかったので、とりあえずはほっとする。診察の結果を聞いた相方氏もほっとした表情だったので、内心はきっと心配してくれていたのだろうなと思う。多謝。