鼻詰まり

入院していた当初から、ポコンたんは始終鼻が詰まる。助産師さんからは、"乳児の鼻は詰まり易いし、くしゃみして入り口に出てきた鼻水だけ取ってあげれば良いですよー"と言われていたので、その通りにしていたのだけど、昨日よりかなり息苦しそうになってきた。

通院することもちらりと頭をかすめたけれど、この時期の小児科の待合室の状況は良く知っており、下手に通院するとかえって風邪等を拾ってくる可能性が高いし、たとえ風邪だったとしても、こんな小さい時期から薬を飲ますことはできるだけ避けたい。なので、おっぱいが飲めていて、排泄ができている間は大丈夫、と様子を見ることにした。

ところが、昨日深夜からは明らかに哺乳量が減り始めて、頻繁に授乳を求めて大泣きし、今朝にはついに鼻詰まりで息ができずに、おっぱいも哺乳瓶も飲めなくなってきた。相方氏とも相談し、とりあえず出産した病院に電話して相談したところ、"口で吸うタイプの鼻吸器で軽〜く吸ってあげるか、通院した方が良い"とのこと。そこで、出産した病院は遠いので、近所の将来かかる予定の小児科に下見を兼ねて行くことにしようと相方氏と話して、診察時間を調べようとしたその瞬間、ポコンたんを抱いていた相方氏が"をっ!!出たで〜っ!!"と声をあげる。

何とポコンたんは自力でくしゃみをして鼻水の塊を外に出したのだ。すぴ〜ひょろろろと出たり入ったりするソレを取り除いてあげたところ、ポコンたんは実に安らかに眠りに落ちていったのだった。

ポコンたんを見ていると、生命力の強さ/偉大さ/たくましさをつくづく感じさせられて、感動してしまう。本当に自力で解決してしまうだもの、すごいよ。