"千里眼"

ちょうど気軽な小説を読みたいなと思っていたところで、某友人の日記で面白いと書かれていたので、松岡圭祐"千里眼"(小学館文庫,2000)を購入。元航空自衛隊のエリートパイロットで臨床心理士が主人公で、スーパーヒロイン。"Tomb Raider"と同じくらいありえなーいとつぶやきつつも、一気に読了してしまった。

確かに面白かったし、続きも購入するけれど、でもやはり神林長平やJ.P.Hoganの作品のようには、はまらない。小説のエンターテイメント性は決して嫌いではないけれど、あまりにそれを前面に出されるのは苦手なのかもしれない。石田衣良氏の作品もいくつか続けて読んだものの、ある時点でおなか一杯になってしまい、それ以上読む気が失せてしまったのだけど、このシリーズも同じような流れになるような感じ。うぅ、書店に行きたいよー。

千里眼 (小学館文庫)

千里眼 (小学館文庫)