ポコンたんと就寝儀式

ポコンたんは7ヶ月のときに、自ら勝手に卒乳してしまったので、以来は哺乳瓶でミルクを飲みながら寝ていた。1歳を過ぎた頃からは、保育園からは脱ミルク寝を薦められ、少しずつ薄めにしたり、量を減らしたりしていた。

先日の1歳6ヶ月検診で、"虫歯予防のために哺乳瓶ミルクは止めたほうが良い。哺乳瓶を使うならせめて麦茶にするように"と指導されたので、その日の夜からは哺乳瓶麦茶で寝かしつけていた。その後しばらくは哺乳瓶麦茶をもてあそびながら眠っていたのだけど、1週間後には哺乳瓶を渡すとイラナイと押し返してくるようになった。その後は、入浴後の水分補給をコップで行い、哺乳瓶は完全に卒業してしまった。

哺乳瓶を卒業してしばらくは、本人も何をきっかけに寝ればよいのか分からなくなったらしく、寝かしつけに手間取るようになってしまった。特に私が寝かしつけるときには、かなり甘え度が高くなるので、抱っこでユラユラ、半睡になったところでラッコ抱きのパターンで1時間程度かかるようになり、正直夜の家事処理が遅くなり、自分が寝るのが遅くなる影響が生じてしまい、非常に困った。

ところが、今月の夏休みに突発性発疹にかかり、治った後は、眠くなると、夏休みに相方氏が買ってあげたワンコのぬいぐるみを抱きしめて、勝手に寝てくれるようになったので、めちゃ楽。単に横に一緒に横になっていればよいだけ。数ヶ月間の嵐のような寝かしつけの苦闘が嘘のよう。

ただし自分が眠くないと絶対に眠らず、リビングに連れて行けと命令する。そこでどんなに寝かしつけようとしても、荒れる一方で、駄目。その代わり、リビングに連れて行くと、しばらくは遊んでいることもあるけれど、割とすぐにまた寝室に連れて行けと命令して、その後はコテッと寝てしまう。

要は寝室が日中は締切で、帰宅後に窓を開けて換気はするものの今ひとつ空気の質がよくないことと、西日のためにほとんどサウナ状態なので、エアコンが十分に効くまでは、暑がりのポコンたんは寝室では寝たくないらしい。その証拠に、涼しいリビングに行くとそれだけで半睡になることがたびたびあるのだ。

就寝時間は、通常は21時〜21時30分、起床は6時30分〜7時。早寝早起きの規則正しい生活が実現できているのは、ひとえに保育園のおかげで、共働きの育児における効用ではないかと思っている。もちろん専業母親でも規則正しい生活をされている方は大勢いるけれど、少なくとも私は仕事という枠がなかったら、絶対朝はだらだらしてしまうからだ。