"拷問と処刑の歴史〜古代〜"

"discovery channel"で先ほどまで放映されていた"拷問と処刑の歴史〜古代〜"を相方氏と見ていた。"古代の拷問と死刑に使われた道具や機械の数々を、最新のコンピューターグラフィックと立体映像、専門家の解説で紹介する"(番組サイトより)という内容なのだけど、その専門家のひとりが半そでのポロシャツというラフな姿の若い?女性研究者で、なんというか彼女自身のはつらつとしたまぶしさと、彼女が淡々と仕組みを説明している解説とのギャップが激しすぎる。

そのなかで十字架に磔にされると、その犠牲者の身体にどのようなことが起こるのかという内容があった。"どうして十字架に磔にされただけで、処刑になるのだろう?"と長年密かに抱えていた疑問が解消されたのだった。実はミッション系の高校に通っていたときに、宗教学の先生に質問したら、無視されたという経験があったりして…。今から思えば、生物学の先生に聞くべきだったのかも。

釘で打たれるから失血死するのかと思っていたら、重力で身体が下がって横隔膜が圧迫されるから窒息死するのだそうだ。脚に釘を打つと、生理的に横隔膜の隙間を求めて身体を持ち上げるから、一瞬呼吸は楽になるのだけど、猛烈な激痛が走るのだそうだ。いてて、聞いてるだけで、痛くなる…。

スウェーデン留学中にチューリッヒに遊びにいったときに医学博物館があって、中世以降の医療機器が展示されているのだけど、確かそのなかに拷問器具もあったような気がする。というより、当時の医療機器自体が拷問に近いような。うーん、また海外の博物館に行きたいなー。

とりあえず来週は中世編、再来週は近代編なので、また多分相方氏と一緒に見ることにする。