オトナとコドモ

最近ポコンたんはときどき"早くおっきくなりたいな〜"という。自分も小さい頃は同じように思っていた。だけど、曲がりなりにもオトナになった今、"わーん、子どもに戻りたーい"と思う瞬間がある。

何年も前、確か兄が就職した頃だったか、"就職するとオトナ?"というような質問をしたときに、兄が"いや、就職してもオトナじゃないけど、結婚したらオトナじゃないかな"というような返事をくれたのだけど、自分が結婚してしみじみそのコトバを痛感する(あ、別に結婚万歳主義では全くないし、結婚しないとオトナじゃないという意図は全くありません。為念)。

結婚して、さらに出産して、自分が"親"になると、これはもう否が応でも"オトナ"にならざるを得ない。ホンモノの子どもと対決しても、絶対勝てない。育児は、まさに修行。

要は、何を言いたいかというと、昔自分が"子ども"だったときには具合の悪いときには具合悪いよ〜と泣き言をいえて、家族からは心配してもらてよかったなぁということ。それがいまや、基本的に体調を崩すことは許されないし、自分がどんなに体調が悪かろうが平気な顔して、夕食を作って、ムスメをお風呂に入れて、寝かしつけて、生協の発注をして、と最低限のやるべきことはこなさなくてはならない。

と、こんなことを考えている時点で、まだ"オトナ"に成りきれていないなぁ、自分。ここでもあきらめが足りない(笑)


それにつけても、もっと昔の"母親"たちってホント偉大だよな…、としみじみ思うわけでして。はい。