急に暖かくなってきたためか、昨夜は寝つきが悪くて寝付かれず。やむを得ず起きてきて、図書館で借りた東野圭吾"さまよう刃"(朝日新聞社,2004)を読み始めたのが運の尽き、ラストがどうなるのか気になって、そのまま361頁を一気に読了。実は他にも先に読まなくてはならない小説があるのだけれど、そちらは諸般の都合により、気軽に読み始めることができない。ゴメンナサイ。
"さまよう刃"は、映画の予告編を見て気になっていたのだけど、うーん、東野圭吾はもう読まないかな。新聞の日曜版に連載されていた"手紙"にせよ、この作品にせよ、扱っているテーマは深くて重いのだけど、なんというか感触がツルツルスベスベな印象で、読者に考えさせるためにパターン化された登場人物たちを登場させているような印象だった。あくまで個人的な感想だけど。
数年前に"さまよう刃"と同様に、娘を暴行された父親が暴行場面の画像を目撃して、犯人たちを追い詰め復讐をするという小説を読んだ記憶があるのだけれど、タイトルが思い出せず。うー、悔しい。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 単行本
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