テレビの偽装故障

我が家にはリビングの37インチテレビと、ダイニングに21インチテレビがある。普段、保育園で10時間近く元気いっぱいに遊んできて、夕方帰宅後にテレビを見ることは彼女にとっての唯一ぼーっと気の抜ける時間だと思うし、テレビを見ることが一概に害だとは考えていない。だけど、先週にポコンたんが風邪をひいて発熱し保育園を休んだり早退したときに、私も体調が悪くてポコンたんと遊んであげられる余裕がなく、二人でリビングのソファに転がって日がな一日テレビを見ていた。テレビやDVDを好きなことにまかせて、テレビ/DVDシッター気味になっていることは大反省であり、目を赤くしてまでDVDを見たがるポコンたんの様子を見て、これはなんとかしなくてはと気がついた。

リビングとダイニングの両方にテレビを置いてしまったことで、夕食後にポコンたんはリビングで、相方氏はダイニングでそれぞれ違う番組を見ることもあり、その光景は私自身は以前から非常に気になっており、テレビ2台体制にしたことを後悔していた。そこで、先週末に相方氏と相談して、リビング側のテレビのコンセントをぶちっと抜いてしまった(笑)

ポコンたんには、翌朝"あっちのテレビは故障したのよ"と告げて、以来リビングのテレビは偽装故障のまま。就寝前に相方氏とDVDを鑑賞するときだけ復活させており、オトナのDVD鑑賞に限定している。

私が予想していたとおり、ダイニング1台でも全く不便はなく、むしろ夕食後の時間を三人で一緒の部屋で過ごすことが自然に実現できるようになり、内心しめしめと感じている。私は夕食の片づけまで終わるとダウンして横になって休まないと過ごせないので、ポコンたんは"ぱぱぃ〜、大好き(はぁと)"と相方氏の膝に上ってふたりでテレビを見るようになった。それはそれで父娘の時間として、価値があるように思う。

今日は来客があり私が話しこんでいたので、ポコンたんの相手を相方氏がひきうけてくれた。だんだんに間がもたなくなってきた相方氏はリビングのテレビを復活させたかった様子でサインを送ってきたけれど、ここで直しては元の木阿弥なので、首を縦にはふらなかった。すると相方氏も工夫して、なんとかかんとか間をもたせてくれた。ばんざーい♪

このエントリはいつかポコンたんが大きくなって読むことがあったら、きっと激怒されそうだなと思いつつ。でも母親として、今回の決断は正しかったと確信している。