"Prison Break" season final

4月頃から見始めた"Prison Break"シリーズを昨夜ようやく最終シーズンの最終話とおまけエピソードの"final break"を見終わり、無事に完了。相方氏の表現を借りて物語をひとことでまとめると、"イガグリVSつるっぱげ"な話。時折同一シーンにも関わらずイガグリの毛の長さが変わってしまうがご愛敬。

以下ネタバレ注意な感想。










まずすごいのは、俳優の演技力。特に主要な脇役に怪演男優がぞろぞろいて、目が離せない。ティーバッグはおそらくあの演技力で出演場面の長さを勝ち取ったのだろうな。アブルッチがあんなに早く退場してしまったのは残念。脇役で一番好きなのはマホーンだけど。シーズン2の頭脳戦は見ごたえがあった。

物語自体は、シーズン1と2までは非常に面白くぐいぐい引き込まれた。率直なところ、シーズン3以降はかなり無理がある展開になっており、いくらドラマとはいえご都合主義が過ぎる印象。都合に応じて、障害が現れたり、スムーズに進んだり。特にシーズン3以降の各人の性格の変容と、シーズン4で明らかになる"真相"は、"それはないでしょー!!"とつっこみたくなる。wikipediaによると、シーズン7まで製作予定で打ち切られたそうだけど、正解だろうな。展開パターンがある程度決まっているので、あれ以上続いても飽きてしまう。

衝撃のラストは、確かに意外なオチだった。だけどおまけエピソードの"final break"で彼女が彼女の殺害容疑で逮捕されてしまうなら、バローズなど途中で何人にも発砲しているのになーと。

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