幕開け

夏の終わり頃から着手して、準備を進めていた大きな案件がいよいよ本格的に稼動することになった。自分も含めて誰もが慣れた業務の進め方を好むし、新しい動きを始めるときにはいつでもなんでも一定の抵抗はある。だけど今回の案件は実現しないと、どん詰まりになるのが明白。焦らず慌てず、でも着実に進めていきたい。とはいえ、準備段階からいよいよ実務段階へステップを進められるので、ほんの少し肩の荷がおりた気持ち。

新しい社会福祉会計基準は一見ものすごく複雑そうで、勤務先法人においては実は大した変更ではないけれど、その底辺を流れる意図まで推測すると社会福祉法人にある種の覚悟をつきつけていることをひしひしと感じるのだ。個人的な感覚としては、来年は介護保険制度が施行された2000年と同じくらいの転換期を迎えるように思う。