@MBP
今日の午後は、以前から子どもたちが見たいと言っていた映画”名探偵コナン 業火の向日葵”を見てきた。これまで見てきた映画は100分以内だったので、113分はサニスケには長かった様子。
…以下、若干のネタバレを含みます…
コナンは子どもたちと一虬にたま〜に見る程度なので、そもそもなぜ高校生探偵の新一がちびっこコナンになったのかすら知らなかったのだけど、そこは映画のオープニングで把握できたのはよかった(が、名探偵なのに…と思われるような理由だったので、ちょっとがっかり)。
細かい点では、冒頭でコナンがソファに座る場面でよいしょとよじ登っていたのがヘン。110cmのサニスケでもソファによじ登らずに座れるけど、コナンくんの身長はいくつ??
と思っていたら、その後で数えきれないほどのヘンな場面が登場して、どこから突っ込んでよいものやら状態に。いくら子ども向けでも、あまりのご都合主義は手抜きにしか見えない。仮面ライダーや戦隊モノ、妖怪ウォッチがもともとからファンタジーなのに対して、コナンはなまじ現実が舞台なので、辻褄の合わなささがものすごく気になってしまった。ここまで見てきた子ども映画のなかでは評価が一番低い映画だった。
最大の不満は、名探偵コナンなのに謎解きが皆無な上に、怪盗キッドが主役級なのに、マジックも全く登場しないのは、本当にひどい。コナンというか新一のとある台詞以外は、なにもかもが中途半端な映画だった。残念。