結婚披露宴に出席しました

今日は中高時代の同級生の結婚披露宴にご招待を受けて、出席してきました。数ヶ月前に白い角封筒が届いたときには目を疑ったのですが、正直この歳になると冠婚より葬祭への出席が多くて披露宴は久しぶり〜という話題は今日のテーブルでも同世代のみなさまが口ぐちに話していました(笑)

率直なところ、中高時代というのは私が持病のウィルソン病を発症した時期でもあり、特に高校時代は(後から思えば病気のためもあって)相当しんどかったので、記憶はおぼろげ…。私の人生はウィルソン病で入院し、退院した日にリセットしたので、当時の友人関係はごく数名と年賀状のやりとりを継続しているだけという状況です。今日の新婦である友人とも、中学時代の私にとっては一番仲良しだったけど、卒業してからは数回会った程度でした。なので、まさか結婚披露宴に招待されるとは思っても寄らず、吃驚。

隣席に同級生の名前があったものの結局姿を現さなかったので、他に知っているひとはいなかったのですが、同じテーブルの方とお互いに自己紹介したり、新婦との関係やお仕事の話を伺ったり、初対面の方と話すのも楽しいな〜と思ったり(そう思える自分に少々感動)。美味しい食事に、楽しいおしゃべり、素晴らしい音楽と、新郎新婦の配慮の行き届いた”おもてなし”に、とても楽しいひとときを過ごしました。

さて、他に知っているひとはいないはずの会場でしたが、祝辞を述べられた新婦の恩師の某大学の先生、お名前に聞き覚えがあるなと思っていたら、自己紹介で”新婦との縁は、○○大学院在学中にアルバイトで新婦の通っていた中高の講師をしており…”。はい?まさかあの○○先生??思わず新婦の顔を見たら、満面の笑み。あの当時、数名でご自宅に遊びにいったり、二子玉川でケーキをご馳走になったりしていて、当時から彼女が一番意気投合していたのですが、まさかその後二十年以上にわたり縁が続いていたとは、すごい!! 後からご挨拶をさせていただいたところ、先生は私のことも覚えていてくれました。

新婦が音楽関係の仕事をしているので、後半はさながらディナーショーのごとく。大学の先輩たちというバンドが登場して、何年ぶりだろうというくらい久しぶりにロックをライブで聴いて、身体に響く低音に自分が自分で思っているよりも音楽が好きだったなということを思い出しました。同級生の先輩だから歳上なはずですが、ノリが学祭で、あの空気は懐かしかった。最後は新婦自身が見事な歌声を披露してくれて、おひらきとなりました。

家族の時間である日曜日に単身外出する抵抗感はありましたが、それでも出席できてとてもよい時間を過ごすことができました。招待をしてくれた友人と、送り出してくれた家族に感謝。