今月の読書

最初から最後までの読了本はナシ。ただ読書する時間は増えている。

今日は出張だったので、全国社会福祉協議会”社会保障審議会福祉部会報告書を読む”(全社協,2015)を移動時間の友として読む。この件については近日中に別エントリにて書く予定。

水野博達”介護保険と階層化・格差化する高齢者-人は生きていたようにしか死ねないのか”(明石書店,2015)は地元の書店を巡回中に発見。略歴をみるともともとは労働運動系フリーライターで、特別養護老人ホームの施設長を経験して、いまは大学の先生をされている方らしい。職場で指摘されている介護保険の問題点が論点として整理されているので、いつか自分が何かをまとめるときの参考文献として購入。

職場の人間関係と家庭での子どもたち対応で、自分の対人スキルの低さをつくづく痛感していたときに書店で手に取った岩井俊憲"人間関係が楽になるアドラーの教え”(大和書房,2014)が当たりだったので、息抜き時間に読書中。これは最後まで読むつもりなので、読了したら感想を書くかも。アドラー心理学はいま流行りだけど、この一冊でよいかな。話題の”嫌われる勇気”は立ち読みしたけどイマイチ読みにくかった。

数ヶ月前から細切れ時間に読んでいる三木義一”日本の税金 新版”(岩波新書,2013)と大前研一”企業参謀―戦略的思考とはなにか”(プレジデント社,1999)は、Kindle読書でいまだに少しずつ読んでいる。日本の税金を読んでいると、この国の税制度の複雑さにめまいがしてくる。果たして年内に読み終われるかというくらいのスロースピードだけど、両方じわじわと読み進めるつもり。