子ども以上大人未満

早いものでムスメは次の誕生日を迎えると10歳になり、思春期の入り口に突入している。しばらく前からムスメとのコミュニケーションが以前のようにスムーズにいかないもどかしさを感じていた。

今週、ムスメと色々なやりとりがあるなかで、ムスメはもはや”子ども”ではないのだ、ということに気がついた。まさしく子どもを脱皮して、大人への扉を開けようとしている、10歳とはそういう時期なのだと理解することができた。

もちろんまだまだ大人ではない。だけどこの先はもはや”教えてあげる”ということではなくて、私自身が考えたことや思うことや気になること、反省等までも含めて、私の本音を伝えることで、本人が考えたり感じたりしながら、本人が答えを見出していくのだろう。そしてきっと逆に、ムスメの本気から私が気がつくという場面も増えていくにちがいない。時にぶつかることもあるかもしれないけれど、そこは親子なので基本的な信頼関係さえ築いてあれば、何があっても乗り切れるはず。

お互いに変に気を遣いあうのではなく、本気の本音で接してよいのだ、むしろそうする方がよいのだとわかったので、ものすご〜く気が楽になった。そしてムスメとこれから色々なことを話したり、彼女の考えを聞けることが、とてもとても楽しみになった。

やはり子育ては、何より大変だけど、何より楽しい。