サニスケとインフルエンザ

サニスケは自分の状態をよく理解しており、昨日の午後によく眠ったあと”具合悪いのが少しなくなったのー”と話してくれ、その後また熱があがった際には冷凍庫から保冷剤を取り出して”熱を早く下げたいから”とテレビで学んだ2点クーリングを自らしていた。さらに夜中には、”吐きそうなの”とささやき声で同室で就寝していた父親に知らせて事なきを得たり(その最中に私が気がついてバトンタッチ)、姉とは違う側面でしっかりしている。

今朝は38.5度と熱があがっていたので早々に通院の予定が、あまりにだるそうで着替える気力もない様子。そのうち熟睡してしまい、昼過ぎに目覚めてうどんを食べたあとは熱も下がり表情も通常に近くなっていたけど、今度はムスメの帰宅時間が近づいてしまい家を出るに出られない、という状況で、結局17時近くになってからようやく病院へ。午後にはだいぶ元気な様子で、これなら明日は保育園に登園できるな、病院に連れて行かなくてもよいかな〜と迷いながらではあったものの結局は受診して正解だった。

かかりつけの小児科兼内科が休診日だったので、出産した産婦人科併設の小児科に実に5年ぶりくらいに出向く(こちらの小児科は激混みなので行かなくなったのだけど、今日は空いていて幸いだった)。久しぶりにお会いした女医先生に経緯と状況を話すと、”○○園?インフルエンザが流行っているのよね。インフルエンザという顔ではないけど、ではないことを確認するために検査だけしておこうか?”と検査を受けて、待合室で結果を待っていたら、看護師さんが出てきて隔離室へ案内される。この時点で内心”ありゃ〜”という心境になるワタクシ。

結果はインフルエンザB型陽性。発症した8日をゼロデイと考え、5日間は登園禁止となるため最短でも13日(月)までは登園不可。週末がはさまったのが不幸中の幸い。リレンザの吸入をその場で薬剤師さんから指導してもらい、有効なアドバイスを得ることができた。

待合室で続々同じ保育園のお友だちと遭遇し、小学校で猛威を振るっているためにきょうだい感染で保育園に降りてきていることや、病児保育室はほぼサニスケの保育園のお子さんで占領されているとの情報を得たり、今日はこちらの小児科にきて正解だったらしい。

折しも年度末繁忙期で仕事とか仕事とか仕事とか、気になることはあるけれど、非常事態にはスッと冷静になるワタクシ。なんとかしなくてはいけないときは、なんとかするだけ。

しかし昨日の午前中に職場に連れていってしまったことが悔やまれる。他に選択肢がない状況で、マスクはさせていたし、他の職員との直接の接点はなく、ご利用者のエリアには立ち入らなかったから大丈夫とは思うけど、やはり最後の手段(子連れ出勤)はとってはいけないと深く反省した次第。