公開セミナーに参加してきました

2024年6月8日(土)

仕事は休み。登校する長男を見送り「虎に翼」の今週のまとめをみていたら面白い。ここまで飛び飛びにみていたけれど、ちゃんと1話からみたくなった。NHKプラスだと1週間しか遡れないので、先月に辞めたNHKオンデマンドを再開。正解だった。過去の映像の世紀やNHKスペシャル、世界街角歩きなども見られるから、オンデマンドは価値が値する、無駄遣いではなく自分のQOLを上げる投資だと思う。最近は朝の時計の代わりにつけておくことと夜のニュース以外は地上波を全くみない。

「虎に翼」の主人公のモデルである三淵嘉子さんは1914(大正3年)生まれだから、1904(明治37)年生まれのわたし自身の祖母より10歳若い。でも祖母は仕事を始めたのが遅かったので、ほぼ同じ時期に重なっている。こういう時代に切り拓いていったのか、とあらためて考えると自分なんて全く幼稚だな、と思う。

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「虎に翼」の第1週を一気にみたあと、とある大学にて行われた公開セミナーに向かう。職場の先輩が先に来ていた。今回は大学のゼミ生が動員されていたので、参加者が多かった。社会福祉や介護領域でのAI活用やDX化は間接業務の負担軽減ばかり言われるけれど、もっと直接的なご利用者への援助の質やご利用者の生活自体を向上させる方向での検討はできないのかなと常々考える。やりたいこともアイデアもたくさんあるけれど、それを実現するまでのハードルがいくつもいくつもあり、さすがに萎えそうになる。それでも祖母の時代より大変ということはないだろう。

その後に続けて行われた研究科長の教授のお話が素晴らしくて、普段は使用していない脳の部分がビシバシと刺激を受けた。やはり勉強をすることは楽しい、とあらためて思った。

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