夏の旅行に行ってきました:初日

この数年間は実家の両親と兄家族と三世帯で合同企画を検討していたのだけど、いとこくん(兄)の部活が忙しく、さらにいとこくん(弟)とサニスケの習い事の予定などもあり、ついに全く予定があわなくなってしまった。昨年の時点で”今年で最後になるね”と母や義姉とは話していたので、予想どおりといえば予想どおり。この三世帯企画は子どもたちも繰り返し繰り返し話題にするほど楽しい思い出になっているようで、きっと大人になってからも”宝物の記憶”として残るのだろう。両親(と義姉)にあらためて感謝。

そんなわけで数年ぶりに夏休み企画を単体の家族で検討することになり、当初は”北海道新幹線に乗って北海道へ”企画の予定が、我が家のごく近くで発生したありえない出来事による沈鬱な空気を吹き飛ばしたくて検討しているうちに、いつの間にか香港へ行くことになった。それにしても国内旅行、高すぎる。

今回コストパフォーマンスを最重視したので、航空券は香港エクスプレスというLCC。行きは羽田発、帰りは成田着の変則で目一杯現地の滞在時間を確保した。なお我が家では日程調整・企画・予約等の手配はわたしの担当だけど、今回オンラインチェックインなどはオットが引き受けてくれたので助かった。

LCCは初めてだったけれど、余計なサービスがなくて十分だと思った。ただ座席間隔が狭いので欧州便等では厳しいかな。行きの機内案内がもの凄い速度の英語と中国語(広東語?)だけだったので、緊急事態の場合にはつらかっただろうな。

すでに帰国しているので書けるけど、実は出発の数週間前からなんだか嫌な予感がして、現地の情勢が直前に悪化してきたこともあり、費用が無駄になってもキャンセルしようかと内心で迷っていたほどだった。LCCのことも含めて、単身や大人だけの場合ならともかく、子どもと一緒の場合はもう少し慎重に判断しなくては、と帰国翌日のニュースをみて反省したのだった。

初日は空港まで現地在住の友人が迎えにきてくれたので、大変に心強かった。滞在中もすっかりお世話になり、多謝。

7月の終わり

これを書いているのは8月7〜11日で振り返りの記録。毎月このパターンが続いている。

7月は、6月に決算を全クリアしてようやく今年度の取り組みを開始する予定だったけれど、前月末に所轄庁他から届いた通知のおかげで全てが飛んでいき、長い長い一ヶ月だった。

家庭では、サニスケのクラスの保護者会と学童の保護者会にムスメの担任の先生との保護者面談があった。サニスケは学校公開の子ども市でお店デビューし、素敵なしおりを作ってくれた。ムスメは期末試験があり、その対応スケジュールの相談にのったり。ようやく定期試験には普段からの準備が必要と理解してくれたようで、今後にいっそう期待。

外出系の機会は少なかったけれど、親チームとサニスケで国立科学博物館とMEGAWEBにでかけたほか、月末から夏休み旅行の始まり。

個人の領域では、仕事で色々あったことからこの先の道行を考えてしまった。自分がムスメと同年代の頃、広大にひらけていた未来への道は、気がついたら随分と狭まってしまい、代わりに当時目指していた場所には少しずつ近づいているのだろう。確かに得た経験と知識はあるのだけれど、身体的能力も含めて制約も増えていき、ああ歳をとったなあとしみじみ感じる瞬間が最近多い。それでもまだ仕事以外に個人として目指したい地平(真の意味での野望)はあるので、精一杯足掻き続ける。あきらめたらそこで終わり。…と自分を鼓舞しておく。

読書はKindle読了の二宮淳人"最後の医者は桜を見上げて君を想う"(TOブックスス,2018,Kindle)と、倉田徹・張 彧暋”香港-中国と向き合う自由都市”(岩波新書,2015)を月末から読み始めた(未読了)。

とある作文コンクールの高学年の部の課題図書の魚住直子”いいいことがあります!”(偕成社,2018)をサニスケが読んでみたいというので図書館で借りて、一気に読了(わたしが)。なかなか面白かったし、この本を課題図書に設定する主催者のセンス、意外に良いなと思った。余談だけど、この作文コンクールの影響力はものすごくて、一時期は低学年の部の課題図書ともどもAmazonで中古が10倍近くに高騰していたので吃驚した(図書館の予約も10名近く待った)。

映画は、primeビデオで数日に分割して "Mission: Impossible - Fallout”を観た。最近は休みも99%は子どもたちの用事に当てる状況だけど、隙間時間で自分のリフレッシュタイムを確保して、夏を乗り切るエネルギーを蓄えたり。

Apple Watchのアクティビティの3つのリングのうちムーブとスタンドはほぼ毎日閉じるけど、エクササイズの判定が厳しくなかなか閉じない。中旬の体調が良くて定時退勤で余力があった週にYoutubeで子どもたちと”2週間で10kg痩せるダンス”を踊ったり、エクササイズ系の動画を見ながら30分頑張ってみた。下旬で仕事のダメージを受けてそれどころではなくなって中断してしまったので、再開しなくては。

購入記録としては、Amazonのプライムセールにて、以前からムスメと買いたいねと話していた体重計(体組成計)を購入した。家族4人の基本情報(身長や性別、成年月日)を登録しておくと計測時に誰のデータが自動判別してくれ、そのメンバーのスマホのアプリにデータが飛んでくる優れモノ。技術の進歩、すごい(笑)

今月の野望の達成状況。

"24時前就寝を維持すること”は仕事で疲れすぎると寝付けなくなる。

家庭の第一の野望の”子どもたちと一緒に色々な体験をする”は、月末から夏休旅行に出かけたので、実現。家庭の第二の野望の”すっきりした住環境を手に入れたい”はちまちまとは片付けているけど、”すっきりした”とは言い難い。

個人の領域では、”月10日間はリングを全て閉じる”は6/31で未達(センサーが渋くなってきたので厳しい)。”月1回リフレッシュタイムを確保する””月1本映画を観る”と”月1冊通読する”は実現。

…これは野望ではなく生活習慣の目標に過ぎないな、と気がついてしまった(苦笑)

 

香港 中国と向き合う自由都市 (岩波新書)

香港 中国と向き合う自由都市 (岩波新書)

 
最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)

最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)

 
いいたいことがあります!

いいたいことがあります!

 

 

 

前泊の日

翌朝の出発の都合で今日は前泊。午後休をとった配偶者氏と子どもたちにて先行してもらう。

わたしは通常通りに仕事をして、残業したくなる気持ちを振り切って退勤し、途中で寄り道をして夕食を済ませて後を追う。

クレジットカード附帯の旅行保険が旅行に関する公共交通機関の費用を支払うことで有効になることに数日前に気がつき、乗換駅でわざわざ改札を出てみどりの窓口に並び、百数十円の切符を購入。ものすごく恐縮してお願いしたためか、全く嫌な顔せずに対応してくれたので救われた気分になった。

前泊の宿に到着したのは21時過ぎで、すでに配偶者氏は爆睡、ムスメは勉強中、サニスケは寝付けずにもてあましていたので、早急にサニスケを寝かせる態勢に。

ポコンたんとボランティア

今日は職場の夏祭りで、ムスメが学校で一番仲良しのお友だちと一緒にボランティアをすることに。

ムスメの学校の夏休みの課題にボランティア体験があり、本人は学童で受け入れてもらえたものの、お友だちが見つからず困っているというので職場にきいてみたら快諾してもらい感謝。学校側から学校近隣のボランティア可能先一覧は配布されたらしいけど、日程や場所があわない場合は本人が探すことになっている模様で、真剣に困っていたらしく、お母様から丁寧なお礼のメールをいただき、恐縮した次第。

そんなわけで、親は送迎対応。職場最寄駅までムスメと迎えに行き、時間調整をした後に、職場に送り届けていったん帰宅。夏祭り開始後に、サニスケと自転車で行き、ひと通りサニスケと遊んだり。ムスメたちは、飲み物コーナーに配属されており、かいがいしく笑顔で働いていた。昔々、自分もラムネを担当していたことを懐かしく思い出したり。

サニスケが飽きてしまったので、再度帰宅しひと休みしてから、また単身で職場に戻り、片付けを手伝い、最終的に全て終了してから、オット氏に車で迎えにきてもらい、最寄駅の改札でムスメのお友だちを見送り、今日の親の任務は完了。

ムスメたちが笑顔できちんと役割を果たしている姿に感動したり、本人も"疲れたけど、楽しかった。またやりたい!"と、誰かの役に立つ手応えを感じた様子だったので、よかったよかった。

それにしてもムスメのお友だちの「友人の母親(=わたし)」に対する応対が完璧だったので、吃驚。ムスメもしっかりしているし、TPOをわきまえた対応はできるけど、定型文のような作法は身につけているだろうか、というよりわたしは伝えられているだろうか、と考えさせられたのだった。

いずれにせよ、ムスメはボランティアデビューを果たした。お疲れ様、ポコンたん!

サニスケとスイミング卒業

20190726の金曜日、サニスケは3年半通ったスイミングを卒業した。

クロール、背泳ぎ、平泳ぎは50m、バタフライは25mの各テストに合格し、カナヅチで泳げないわたしからすると尊敬の対象。習い始める前、夏休みの旅行先のプールで遊ぼうとしたら怖がって泣き叫んだ姿を思い出すと感無量の成長。

母としてはもう少し続けてほしい気持ちもあったけど、本人が「スイミングは嫌いではないけど、飽きた」というので卒業決定。

卒業おめでとう、サニスケ。ほんとうによく頑張ったね!

サニスケと"ブラックジャック”

サニスケの視力低下が心配なため、一時ゆるみつつあったスクリーンタイムを厳格に戻したところ、iPadで進撃の巨人を読む時間がなくなってしまったサニスケ。物置兼書庫から紙のコミックを発掘したところ、独身時代に兄からプレゼントされた文庫版ブラック・ジャック全巻セットが見つかったので、試しに出しておいたら、飛びついてきた。

夢中になって1巻を読み終わり、”これ、面白いね〜””Gさん(兄のこと)はいいプレゼントをくれたね〜”とどハマりした模様。

ブラック・ジャック、小学三年生には少し早い描写もあるけど、でも自分も小学校低学年の頃から読んでいたし、そもそも進撃の巨人がOKなのだから大丈夫だろうという判断。”これはお医者さんの漫画だけど、昔の作品だし、現実とは違うからね〜”とは言い添えたら、”わかってるよ〜”との返事だった。ま、わかっているよね(笑)

おまけ。夏休みなこともあり、サニスケと毎晩オセロ対戦をしている。コツを教えてあげたら、一気に上達し、おそらく夏休みの間に本気対決での母の負けが生じそうな勢い。

ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻 (漫画文庫・化粧箱セット)

ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻 (漫画文庫・化粧箱セット)

 

 

ポコンたんと保護者面談

今日からムスメも正式に夏休みが開始。一方、わたしは保護者面談のため、午前休をとってムスメの学校へ。早めに到着したので、カフェテリアに展示された美術作品等を見学。毎回思うのだけど、子どもたちの自由なセンスがのびのびと発揮されている作品ばかりで素敵だ。

面談では、普段の学校での様子や期末試験についてのほか、気になっていた高校での選択のお話なども聞くことができた。ムスメたちの学年までは現行カリキュラムだけど、現在の中学1年生からは大幅なカリキュラム変更があるらしい。大学入試改革の影響だろう。

高校1年生での科目選択は来年の今頃に調査が実施されるとのことで、当然に大学受験を視野にいれた選択になるのだろうと思うと、子どもの成長の早さに圧倒されてしまう。最近のムスメは知識を得ること自体の勉強の楽しさを少しずつ感じはじめている様子にみえるので、この先の数年間で自らが深めたい領域をみつけて、そしてその先へつながっていくことを願っている。

中学入試は、塾の状況や受験人口の増加、偏差値分布も含めた学校の様子、入試形態の多様化などは大幅に変わっていたけれど、でも基本的に2月1日からの数日間に試験を受験してその結果で合否が判定されるという基本は、わたしの時代から全く変わっていなかった。でも大学入試は、自分自身の経験はイレギュラー過ぎて一切役に立たないうえに、入試制度自体が大幅に変わっており、さらにまさに現在進行中の変革期なので、情報に振り回されないように情報を入手していく必要を感じている。時間的に猶予があるのがありがたい。

昨日はわたしが超寝不足で、それでも普通に勤務して帰宅したところ、ムスメがモルモルの指導のもと、ぶり大根とお味噌汁、きゅうりの塩もみという立派な夕食をつくり、食卓を用意してくれていた。とてもとても美味しくて、とてもとてもとても嬉しかった。

"Mission: Impossible - Fallout”を観ました

眠いのにどうにも寝付けず、悪戦苦闘の一夜。明け方4時を回った時点であきらめて、こうなったら自分の時間にしようとAmazon Videoで途中まで観たままになっていた"Mission: Impossible - Fallout”を観ることに。iPad miniでベッドに居ながら映画が観られるのだから、よい時代だ。

前半はだるい部分もあったのだけど、後半の一気呵成の展開はぐっとひきこまれた。そんなわけで観終わってからはストンと眠れたのだけど小一時間後にアラームが鳴り、お弁当作りの朝が開始したのだった。