隔世の感

三連休3日目。学生時代の友人に会うために出かける相方氏と一緒に新宿へ。駅で別れて久々の単体行動。東急ハンズで目的のモノは見つからず、紀伊国屋書店で今月の読書会の課題本である富永健一"社会変動の中の福祉国家−家族の失敗と国家の新しい機能"(2001,中公新書)を購入。1階まで下って、世界堂へ向かうことにする。

で、紀伊国屋書店新宿南口店1階は漫画等売場なのだけど、並んでいる新刊は知らないモノばかり。通り抜けるだけで見る気が起きなかったので、自分で"あれれっ?"と吃驚。

相方氏と出会って、特に同居を開始してから、netや漫画などに費やす時間(とお金)は圧倒的に少なくなっている。時間的な制約があるからというのもあるけれど、自分のなかの優先順位が非常に下がったということ。帰宅してPCを起動しない日もあるし、漫画はこの2ヶ月間1冊も購入していない。
こうなってみて気がついたのだけど、特にnetは自分のなかにあった欠如感や寂しさを埋めるため、ヒトとの接点を求めるためのモノだったのだなあと思う。他のヒトがどうかは知らないけれど、これまでの自分にとってはそうだったということ。

社会変動の中の福祉国家―家族の失敗と国家の新しい機能 (中公新書)

社会変動の中の福祉国家―家族の失敗と国家の新しい機能 (中公新書)