ノロウィルスの恐怖

ウィルス性胃腸炎、またの名を嘔吐下痢症のことを調べていて、原因となるウィルスにはノロウィルスとロタウィルスと腸管アデノウィルスの三種があることを知る。晩秋に流行るのがノロで、真冬から春先に流行りウンチが白いのがロタ。ロタの方が重症化し、ノロは3〜4日間くらいで治るけど、ロタは一週間以上続くこともあるらしい。一度罹ったら抗体ができるわけではなく、毎年毎年繰り返して罹る子どももいるらしい。そして家族中に感染していくのが多い模様。多分ポコンたんと私のウィルス性胃腸炎は、症状から判断するにノロだ。

ノロウィルスというと、福祉施設に勤務する立場としてはものすごい恐怖で、毎年全国どこかの高齢者施設で死者が出ている。なので、ポコンたんがそんな殺人ウィルスに罹ったと知ったときは、信じられない思いで吃驚するやら、とはいえポコンたん自身が嘔吐したまま拍手しているほど元気なので、従来のノロに対するイメージとのギャップに"?"な感じ。やはり健康な子どもより、要介護状態のお年寄りの方が抵抗力が弱いのだろうな。

mixi内の働く母親のコミュニティによると、現在ウィルス性胃腸炎は全国各地の保育園で猛威を振るっているらしい。そしてさらに家族内で感染するのがパターンの様子。ま、インフルエンザでも何でも始まりは保育園が多いから、仕方ない。そしてこの後はインフルエンザの本格シーズン、さらにその後はロタのシーズン。その他も冬場は感染症が多い。自宅でもマスク常時装着、オムツ交換時用の予防着と使い捨て手袋と手指消毒液でも用意しておこうかしらん。薬用石鹸とイソジンは年中常備使用して、予防に努めてきたのに、今回は効果がなかったのが残念。

ちなみにノロくんは、ポコンたん、私と移動してきて、私の父にうつった様子。母にだけはうつらないように祈っている。