相方氏が、私と出会う前に出願した特許が米国で成立したらしく、会社から2回目の海外出願報奨金がもらえたらしい。すごーい!!ぱちぱちぱちと拍手!!!
しかし相方氏と出会うまで"特許"なんて雲の上のヒトの話だと思っていたのだけど、まさか特許発明者が自分の夫になろうとは…。人生って予想を上回るものだ。相方氏いわく"(エンジニアでは)そんな珍しいもんぢゃあらへんで"と言うけど、少なくとも私の周辺では初めて聞いたよ。
ちなみに対象となった回路図を見せてもらったけれど、ちんぷんかんぷんでさっぱり分からなかった。なのでその価値はよく分からないのだった。ゴメン。
相方氏の学生時代の研究の話などを聞いていてもいつも思うことだけど、理系の学問領域というのは、非常にモノサシや手法が確立されていて、明確でうらやましくなる。社会科学でも経済学や経営学は、統計学や数学に近い側面もあるけど、社会福祉学などというのはそもそも学問として成り立っているのかいないのかすら分からない。
社会福祉(学)の対象が何かというのは、それ自身が議論の的なのだけど、個人的には、それはヒトとそのヒトの生活であると考えている。生活課題だけが対象ではないだろう。そして、その生活は周辺の社会環境や人間関係から社会制度、文化までひっくるめた環境のうえに規定されているので、これ以上ないほどの個別的な存在になる。なので、相方氏の専門領域はまばゆいばかりの明確性があるように見えて、時折うらやましくなるのだ。